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ワークライフバランスとは?整える5つのメリットと、取り組み例

uedazyunpei

2014/05/25(最終更新日:2021/01/29)


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テレビや新聞などで「ワークライフバランス」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ワークバランスの意味やワークライフバランスを整えるメリットなどをご紹介します。

ワークライフバランスとは何か知りたい人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • そもそも「ワークライフバランス」の意味・定義とは?
  • ワークライフバランスを整える5つのメリット
  • ワークライフバランスを整えるための取り組み例/li>

 

そもそも「ワークライフバランス」の意味・定義とは?

最近よく聞かれるようになったワークライフバランスとは、言葉のまま「プライベート・人生(ライフ)」と「仕事(ワーク)」のバランスを取ることです。

日本人は昔から勤勉で有名です。朝は出勤して深夜帰り、土日も仕事や接待でという人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、その一方で、家庭やプライベートが犠牲になっているケースも少なくありません。

「仕事以外の時間は、疲れ果てて寝てしまっている」という人も少なくないでしょう。また、ワークライフバランスの重要性が注目される以前は、父親と一緒に遊んだという記憶がほとんどない人もいました。仕事と家庭の両立を目指すワークライフバランスという観点から見ると、昔の生活ではビジネスマンにとって「仕事」が中心をしめており、「プライベートの生活」の重要度が下がっていた、つまり、ワークライフバランスが崩れているということになります。

人間にとって、仕事は大切なものです。とはいえ、仕事はその人の生活の一部でもあります。このバランスをとることの重要性が見直され、近年「ワークライフバランス」が重視されるようになってきたといえるでしょう。

 

ワークライフバランスを整える5つのメリット

「今は仕事だけに集中したいから、ワークライフバランスなんて関係ない!」と思っている人もいらっしゃるかもしれません。しかし、ワークライフバランスを整えることには、さまざまなメリットがあります。

以下では、ワークライフバランスを整えるメリットを5つご紹介します。

 

1.自分の人生に生きがいを持てるようになる

ワークライフバランスを整える1つ目のメリットは、自分の人生に生きがいを持てるようになることです。

仕事でいっぱいいっぱいになって、自分の趣味ができなくなった人も多いのではないでしょうか。また、そもそもこれといった趣味を持っていない人も少なくないでしょう。

ワークライフバランスを整えることによって、プライベートの充実を図ることができます。仕事以外の生活が充実すると、オンオフのスイッチが切り替えられ、仕事にも精力的に取り組めるように。また、自分の人生に生きがいを持てるようになるため、充実した日々を過ごせるようになります。

 

2.仕事のストレスを心身ともに軽減できる

ワークライフバランスを整える2つ目のメリットは、仕事のストレスを心身ともに軽減できることです。

仕事でのプレッシャーやストレスは、心身ともにダメージを与えてしまいます。

「なんとなく職場に行きたくない」「仕事に意欲的に取り組めない」といった気持ちの問題が発展して、最終的にはうつ病といった社会生活がままならない状態に発展してしまうことも。

また、ストレスや働きすぎが原因で体調にも変化が出てしまうことも少なくありません。

さらにこれらのことは、自覚症状が少ないままダメージが蓄積し、気づいたときには大きな問題に発展していることも多いもの。

ワークライフバランスを整えることで、心身ともに健康的に過ごせることも、大きなメリットだといえるでしょう。

 

3.仕事の効率化に繋がる

ワークライフバランスを整える3つ目のメリットは、仕事の効率化に繋がることです。

ワークライフバランスを整えるとなると、だらだらと残業したり、休日出勤することはなくなります。そのため、限られた仕事の時間を、いかに最大限に効率よく活用できるかを考えられるようになり、仕事の効率化に繋がります。

 

4.ライフステージの変化に対応できるようになる

ワークライフバランスを整える4つ目のメリットは、ライフステージの変化に対応できるようになることです。

現在は女性の社会進出が課題となっています。以前までは父親が仕事に出て生活費を稼ぎ、母親は主婦として家庭のことや子供の教育などを担当するといった役割分担をしている家庭が多くありました。

しかしながら、共稼ぎが一般的になってきた現代においては様相は変わります。晩婚化や少子化などが社会問題として上がってきており、そのため、従来の役割分担から新しい役割分担への移行が求められています。

ワークライフバランスを整えることで、これまでのように一人が「仕事」、一人が「家庭」と役割分担するのではなく、仕事にも家庭にも参画できるようになり、家族の生活に新しい役割分担を担ってもらうための効果があるといわれています。

ワークライフバランスが整っていることで、育児や、介護などといったライフステージの変化にも対応しやすくなるのも大きなメリットだといえるでしょう。

 

5.家族や友達との時間を増やせる

ワークライフバランスを整える5つ目のメリットは、家族や友達との時間を増やせることです。

仕事に一生懸命になりすぎて、旧友や家族と連絡を取ることを忘れてしまっている人もいるのではないでしょうか。また、大切な家族と過ごす時間を取れない人もいるでしょう。

ワークライフバランスを整えることで、プライベートに使える時間が増えるようになり、今までないがしろにされていた家族との時間がとれるようになることも大きなメリットです。

 

ワークライフバランスを整えるための取り組み例

ワークライフバランスを整えるために、企業は様々な取り組みを行っています。

例えば、ノー残業デーや週休3日制などがあります。

ノー残業デーは、決められた曜日に残業をせずに変えるという制度です。残業を意識的になくすことによって、その日内に仕事を終らせる習慣や、効率的に業務をするメル方法を身につけられます。

また、週休3日制は、名前の通り週の休みを3日にするという制度です。

他にもテレワーク制度やフレックスタイム制などがあります。

どのような働き方が自分にあっているのか、検討してみてはいかがでしょうか。

 

ワーカホリックぎみの人こそ、自分の人生と仕事について考えよう

本記事のまとめ
  • ワークライフバランスとは、仕事と生活(プライベート)のバランスのこと
  • ワークライフバランスを整えることで、仕事が効率化したり、家族との時間が取れたりする
  • ノー残業デーや週休3日制などの取り組みが行われている

本記事では、ワークライフバランスの意味やメリットなどをご紹介しました。

ついつい仕事を優先してしまう人こそ、知らないうちに私生活が犠牲になっている可能性大。ワークライフバランスを整えることを意識しましょう。

本記事を参考に、ワークライフバランスについて考え、仕事と生活の両方を大切にする生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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