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名前に興味がないのは当たり前!相手の名前を忘れる人のメカニズム

Erika Kinoshita

2014/05/22(最終更新日:2014/05/22)


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by TANAKA Juuyoh (田中十洋)
 あなたは異業種交流会などの社交の場で、名刺交換をした人の名前と顔をすぐに思い出せますか。同僚など普段から顔を合わせている人の名前は言えるのにと考えた事は誰にでもあるでしょう。ここでは、名前を忘れる人のメカニズムについて述べていきます。

誰も「名前」には興味がない

 「あの人の名前、何だっけ?」と思い出そうとするとき、あなたはどんな思考をしていますか?きっと「どこで知り合ったんだっけ?」、「何を話したんだっけ?」「何をしている人だったっけ?」等いろいろなことを考えるでしょう。しかし、いきなり名前自体を思い出すことは難しいことです。

  実は名前を思い出す時には、名前ではなくその人に関連した事柄など、「周囲の情報から」思い出そうと自然と脳が働くようになっています。つまり「その人の名前以外に興味を持った事柄が無い」ことが、名前忘れの原因の1つなのです。社交場なので名刺交換をしたりすると、その後は大抵お互いの仕事について2~3言会話を交わすものです。その話の中で自分が興味を引かれる事柄があった、という記憶があると、その人の名前とその事柄が関連付けされるため、忘れにくくなります。

なぜ「顔」は覚えらえるのか

 名前を忘れてしまう人は大抵「顔は思い出せるんだけどな~」と言います。それは人間であればある意味当然の結果で、人間は記憶時に視覚情報に置く比重が多いという理由があります。しかし名前は単純な「視覚」では記憶されません。すぐに人の名前を忘れてしまいがちな人は、普段の会話の中でも話しの内容より、目から入ってくる情報を中心とした記憶を持っている傾向が強いのです。

 そのような人は、対策として視覚的なことと関連付けてみることをオススメします。この人の顔は何に似ているからこの名前だというように覚えると良いでしょう。


 人の名前を忘れてしまうメカニズムは上記の通りです。思い当たる部分があれば、自分に合った対処法を考えていきましょう。

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