1. 休職が不利になるって本当?"精神疾患"で休職をした際の「転職マメ知識」

休職が不利になるって本当?"精神疾患"で休職をした際の「転職マメ知識」

by agricultura.sp
 休職後、結局は退職し、新しい仕事を探すという例が少なくありません。その際「休職歴が不利に働くのではないか」と不安に感じる人が多いでしょう。結論を先に言えば「休職そのものが、転職に不利に作用することはない」ということになります。

 親の介護などの家事事情で休職した場合は、応募先の企業も「問題なし」と判断しますし、留学など自己啓発のための休職なら、不利になるどころか、むしろプラスに作用すると考えていいでしょう。

 病気や怪我による長期入院も、基本的には同様です。ただし、精神疾患による休職のケースだけは、事情がかなりちがってきます。ある程度、不利になることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

休職をそのものを隠して転職活動するのはNG

 精神疾患により休職した場合、休職歴そのものを隠そうと考えがちでしょう。隠して転職活動することは可能です。履歴書に「休職」と記入する必要はありませんし、職務経歴書にも、休職を書く義務はありません。

 長期の休職の場合は、職務経歴書を時系列ではなく、仕事の種類別に表記すれば「空白の期間」は書類上、生じないわけです。また、こちらから言い出さない限り、面接で「休職歴はありますか?」と問われることはありません。ですから、隠そうと思えば隠しながら転職活動をすることはできるのです。

 しかし、それはすべきではありません。なぜか。ケースにもよりますが、転職後にその会社から源泉徴収表などの提出を求められることがあるからです。それによって「バレる」ことがありえます。就職が決まってからバレるよりは、面接の際などに、休職歴を話しておいたほうがいいでしょう。

精神疾患について正直に伝えるべきか

 大きな問題は、精神疾患による休職の場合、それを正直に伝えるべきかどうか、ということでしょう。考え方はいろいろあるでしょう。しかし、多くの転職エージェンシーや医師などが「その必要はない」という判断をし、「家庭の事情で」という理由説明を勧めています。

 休職の理由を疑って前の会社に問い合わせて調べることは、普通の会社ならしませんし、また、前の会社に問い合わせたとしても、病名は重要な個人情報ですから、外部に漏らすはずはありません。精神疾患が転職に不利に働くことは、現実問題としてありえるでしょう。ですから、あえて自らその不利な情報を、面接で伝える必要はないのではないでしょうか。

もっとも不利に働くのは「後ろめたい」という心理

 実は、そうした理由で休職した経験のある人にとって、転職活動でそれがもっとも不利に働くのが、「後ろめたい」という心理です。つまり、自分の病歴をコンプレックスと感じるため、積極的な転職活動ができない、面接時も明るい対応ができない、ということになりやすいのです。これは転職する際に大変大きなデメリットです。要するに、転職に不利な心理を自分で作り出してしまうのが、最大の問題と考えていいでしょう。


 何よりも大切なのは、明るく前向きに新しい仕事を探す、という気持ちです。ここで紹介したことを参考にし、転職を行ってみてはいかがでしょうか。

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