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備えあれば憂いなし!海外への\"社員旅行プラン\"の立て方と注意点

Shingo Hirono

2014/05/15(最終更新日:2014/05/15)


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備えあれば憂いなし!海外への"社員旅行プラン"の立て方と注意点 1番目の画像
by Randy Son Of Robert
 社員旅行の重要性が見直されてきています。不況の影響で福利厚生を見直す企業が増え、社員旅行制度を廃止する企業が増加しましたが、社内の団結とコミュニケーションの促進効果が見直され、今再び社員旅行制度を復活される企業が増加しているのです。

 社員旅行は海外に、という太っ腹な企業もありますが、海外旅行は国内旅行に比べて桁違いに準備に手間がかかります。万一のトラブル時の対応も国内とは全く異なるので、滞りなく社員旅行ができるように日程を組み、万全の準備を整えておかなければなりません。今回は、海外への社員旅行プランの立て方と計画で気をつけておくべきことを紹介します。

スケジュールには余裕を持たせる

 旅行先の事情にもよりますが、海外では交通機関の正確性が日本ほどあてになりません。特に大都市圏以外の公共交通機関は、あらかじめ遅れることを予想してスケジュールを組んでおかないと、旅行の段取りが大幅にズレてしまいます。

 交通機関の都合だけではなく、バスの乗り遅れや迷子など団体行動につきもののトラブルは、海外の方が日本よりも深刻な事態を巻き起こしてしまうでしょう。過密なスケジュールを組んでしまうと、わずかな時間の遅れが全体のスケジュールに影響してしまい、予定通りの行動ができなくなってしまいます。時間を目いっぱい使って予定を組むようなことは避け、ある程度余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

現地の状況を確認する

 海外ではエリアによって、治安に大きな差があります。地図の上では近所でも、通りを一本入るだけで途端に治安が悪化するようなケースも珍しくありません。行動するエリアについては事前に周辺環境や治安状況をチェックすることを忘れずに、自衛の意識を持つことが重要です。特に注意しなければいけないのが宿泊するホテル選びです。

 便利な場所にあるのに妙に宿泊料金の安いホテルの場合、周辺の治安に問題がある恐れがあります。ガイドブックやインターネットだけでは調べきれない現地事情もあるので、怪しい所にはいかないようにすることが重要です。

 旅行代理店を利用する場合は基本的に代理店任せにして構いませんが、代理店によっても得手、不得手があります。その代理店があまり取り扱った経験のない国に海外旅行に行く場合は、あまり信用し過ぎるのも問題でしょう。

パスポートのチェック

 海外への社員旅行で意外と多いのが、パスポートの期限切れです。出発前にパスポートの有効期限の確認を参加者原因に呼びかけておかないと、当日になって失効に気付いて出国できない社員が出てしまう可能性があります。

 また、パスポートを持っていない社員にも、早めに発行手続きをするように指導することも忘れないでください。パスポートの発行には約1週間程かかるので、出発日ギリギリになってから申請すると間に合わなくなってしまいます。


 海外旅行にトラブルはつきもの。どんなに備えを万全にしていても、トラブルを完全に防ぐことはできません。あらかじめトラブルの発生を計画に織り込んでおけば、不測の事態が起きても適切に対処することができますから、プラン通りに旅行を続けられます。

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