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\"慢心\"が自分の首を締めていく!自分の仕事に「甘え」を感じてしまった時の適切な対処法

Shingo Hirono

2014/05/15(最終更新日:2014/05/15)


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by szeke
 仕事に対しては常に厳しい姿勢を持っていたいものですが、人間である以上、多少の甘えが出てしまうことは仕方のないことです。仕事に慣れてくるうちに最初の頃の厳しい姿勢を失ってしまうと、だんだんと気が緩むようになり、仕事に甘えの気持ちが出てしまいます。

 自分の仕事に甘えを感じてしまった時は、一体どのように対処すれば良いのでしょうか。今回は、自分の仕事に甘えを感じてしまった時の対処法について解説します。

初心を取り戻す

 多くの場合、甘えの原因となるのは仕事に慣れてしまったことによる慢心です。週刊で仕事をしていると、どうしても同じような仕事の繰り返しになるため、本人も気づかないうちに少しずつ甘えの気持ちが生まれてしまいます。

 このくらいやればいいだろう、という甘い気持ちで仕事をしていると、仕事の質が落ちてしまうだけでなく、危険な点や問題点を見逃してしまい、重大なトラブルや事故を引き起こしかねません。自分が仕事に慣れてきたなと思ったら、仕事を始めた頃のことを振り返って、もう一度初心を取り戻す努力をしてください。

 新人の頃の謙虚な気持ちを思い出せば、慣れから生まれた甘えを吹き飛ばすことができます。毎日の仕事に緊張感を持つことができるので、たるんだ態度を払しょくし、細かい問題点も見逃さず完璧な仕事ができるようになるでしょう。

課題を設定する

 甘えた気持ちを吹き飛ばすには、自分を高めながら仕事ができるような状況に身を置くことが重要です。職場環境を変えるのも一つの方法ですが、簡単にできるような決断ではありません。誰にでもすぐできる方法としては、自分の能力をフルに発揮しなければ達成できないような目標を設定することです。

 あえて高いレベルの目標を設定することで、甘えた気持ちから脱却して全力で仕事に当たる意識を生み出します。目標に向かう姿勢は緊張感を生み出すことになり、たるんだ精神にハリを取り戻す役割を果たすのです。

 前向きな気持ちというものは、持とうと思うだけではなかなか生まれないもの。具体的な目標を設定すれば努力の方向性が明確になり、前向きな気持ちが自然と湧き上がって甘えからの脱却が実現するでしょう。

尊敬できる人を見習う

 職場の上司や先輩など尊敬している人の仕事ぶりを見習うことで、自分の仕事ぶりを客観的に見つめ直す意識が生まれ、甘えた自分に気づくことができます。憧れの存在に少しでも近づきたいという気持ちが生まれれば、甘えた気持ちを捨て去って一身に努力することができるでしょう。


 
 甘えは自分をダメにするだけではなく、仕事で大きなミスを生みやすくしてしまいます。自分自身の問題だけならまだしも、周囲に迷惑をかけてしまっては、ただの甘えでは許さません。甘えに自分で気づくのはなかなか難しいと思うので、常に自分を見つめる目を持って甘えを許さないようにしてください。

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