1. あの企業もやっている!?社員のワークライフバランスを考慮した3つの事例

あの企業もやっている!?社員のワークライフバランスを考慮した3つの事例

by Nick Harris1
 様々な企業が、ワークライフバランスのことについて考え始めるようになってきましたが、実際にはまだまだうまくいっていない企業が多いのが現状です。そんな中、ワークライフバランスがうまくいきはじめるようになった企業もあります。

 ですので、今回は企業が労働者のワークライフバランスを考慮した事例について紹介していきます。

1.男性の育児休暇をとれるようにした旭化成

 現在の日本においては女性の育児休業取得率が9割近くに達しているのに対し、男性はわずか3%弱(厚生労働省「平成23年度雇用均等基本調査」)と伸び悩んでいます。その理由として男性には、働くことが第一という考えが根強く残っており、残業なども男性のほうに負担が行きやすい傾向にあるからです。

 また、有給自体も日本は消化率が低く、とりにくい状況があることも原因として挙げられます。そこで、旭化成株式会社では、男性でも育児休暇を取得しやすくする環境づくりのための取り組みを行って、子どもが生まれた男性社員の約4割が育児休暇を取得できるようになりました。

 最近の環境の変化により、育児参加をしたい男性に対して、ワークライフバランスを考えた取り組みを行っている良い事例として挙げられます。

2.マニュアルを作成して業務を効率化した第一生命保険

 第一生命保険は、企業や団体向けの保険の契約事務を担当する部署が統廃合された時期があり、それによって一時社員の負担が増大する結果になりました。そのような状況から、社員は過酷な労働環境に立たされました。

 その状況をなんとかしようと企業が取り組んだのは、誰が読んでも分かるようなマニュアルを新たに作成することでした。これにより、個人に偏らない業務形態の仕組みの導入をすることができました。

 そして、以前よりも少ない人員にも関わらず、有給休暇を取得しやすい職場環境に改善されました。皆が、負担をできる限り上手に分担し、やりやすい労働環境を作ることによって、ワークライフバランスを整えているのです。

3.休暇や有給が取りやすく福利厚生が優れている未来工業

 未来工業は社員のための制度が徹底している会社であり、何度かテレビにも取り上げらたこともあります。残業はほぼゼロ。GW10日、お盆10日、年末年始20日、年間休日140日、5年に1度は会社持ちで全社員を引き連れて海外旅行、社員が長期間休むようなことがあっても、誰も咎めないなど色々な社員の状況に合わせてワークライフバランスを組み立てる努力をしています。

 それでいて、社員はすべて正社員であるので、かなり社員に対しての意識が徹底している会社と言うのも過言ではないでしょう。社員がいつでもうまく働けるように、色々な福利厚生制度を整えていることで、会社をより良くしようとする形態をとり、社員のワークライフバランスを考えている取り組みは、良い事例として挙げても問題ないでしょう。


 このように、企業側の努力により、労働者のワークライフバランスが改善される事例が最近増えてきています。ですが、ここで注意しておきたいのがワークライフバランスの改善は社員のことを思ってやっているということです。ただ単に、休みを取らせればいいと考えるのではなく、社員のためにどうすれば環境が良くなるのかを考えた配慮をしてあげるのが大切になってくるのです。

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