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せっかくの努力が水の泡!?「インセンティブ」の報酬を受け取り忘れないための対策

Shingo Hirono

2014/05/11(最終更新日:2014/05/11)


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by zmi66 - ZMIphoto
 最近は給与体系に、インセンティブ報酬を採用している企業が増えています。労働の成果が直接的に報酬に結びつくインセンティブ制度は、労働者のやる気を引出し頑張った人間が努力に見合う報酬を受け取ることができる制度です。

 インセンティブ報酬のある給与体系の下で働く場合、注意しなければいけないのがインセンティブ報酬の受け取り忘れです。固定給と違い、インセンティブ報酬は確認ミスやチェック漏れなどの理由で、正しく給与額に反映されないことがあります。

 せっかく頑張って働いたのに、うっかりミスでインセンティブ報酬を受け取り忘れては意味がありません。受け取り忘れれることが無いようにしておきましょう。今回は、インセンティブ報酬をきちんと受け取り忘れれないために、注意すべき点を紹介します。

成果を記録する

 インセンティブ報酬は、通常一件当たりいくらという形で設定されています。セールスすであれば一商品販売ごとに〇〇円、保険契約員であれば一契約ごとに〇〇円、というような契約です。もし、インセンティブ報酬の対象となる成果が正しく記録されていない場合、支払われる予定の報酬が正規の金額よりも低くなってしまいます。

 インセンティブ報酬の対象となる仕事の成果については、会社への報告以外にも自分で記録を取っておきましょう。成果を上げた対象と日付、具体的な内容に関してメモしておけば、万一正確な金額が払われなかったときに自分の成果を証明する証拠になります。

 また、上司や会社に報告する時にあらかじめ報告書のコピーや控えを作成しておくのも有効な方法です。報告書の内容を動力と相互に確認しておけば、万一トラブルが発生した時でも互いに承認になる準備を整えておくことができます。

支払い状況を確認する

 インセンティブ報酬が給与に反映されるタイミングは、会社によって異なります。何ヵ月もインセンティブ報酬が支払われない場合、報酬の存在を忘れてしまって貴重な報酬を逃がしてしまうことになりかねません。

 インセンティブ報酬の支払い状況は必ず確認し、支払忘れや漏れが無いか、遅れている支払いはないかをチェックしておきましょう。


 インセンティブ報酬は人によって金額がバラバラで、会社側の計算作業の手間も増えるため、一般的な給与体系よりも支払ミスが起こりやすくなります。

 ミスに気付くことができれば対処することができますが、ミスに気付かずにスルーしてしまっては自分だけが一方的に損をすることになってしまいます。会社側がミスをすることを想定して、自分でできる努力はしっかりしておきましょう。

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