異動・転勤先のスピーチで好印象を!転勤・異動時に役立つ挨拶の仕方
- 2018/04/06
- U-NOTE編集部

転勤後や異動後、朝礼などで自己紹介を含めた短い挨拶やスピーチを行うだろう。朝礼の挨拶であれば30秒〜1分程度、話すことになる。
今回は転勤・異動先の人に好印象を残すための挨拶、スピーチの仕方について紹介したい。
転勤・異動の挨拶やスピーチを成功させて、いち早く転勤・異動先に馴染もう。
転勤・異動時に役立つ挨拶、スピーチのポイント①
転勤・異動の挨拶、スピーチ①:第一声は明るい雰囲気で話す
転勤・異動の挨拶では、まずは元気よく話すことを心がけよう。
暗いトーンでボソボソと話されても、スピーチや挨拶を聞く気持ちにはならないもの。朝礼であれば「おはようございます!」などと第一声を明るく発してみてほしい。
転勤・異動先で挨拶する際は「マイナスな謙遜言葉」を使わない
元気のいい挨拶からスピーチをスタートした後、気をつけてほしいことが1点ある。
それは、途中で「初めての仕事なので、ご迷惑をおかけします」というような、少々マイナスな謙遜言葉を使わないように心がけることだ。
言葉尻をとるような人が転勤・異動先にいる場合、ネガティブな印象を与えてしまう恐れがあるからだ。
挨拶に用いる言葉を工夫して、できるだけ前向きなスピーチをしてほしい。
転勤・異動時に役立つ挨拶、スピーチのポイント②
転勤・異動時の挨拶、スピーチ②:謙遜言葉を使うときは「前向きな言葉」をプラスする
転勤挨拶の中で、先ほどNGとした「初めての仕事なのでご迷惑をおかけします」といったニュアンスのことを話したい場合はどうすればいいのだろうか?
「初めての仕事なのでご迷惑をお掛けするかもしれませんが、前職の経験を生かして頑張ります」とすると、前向きに聞こえる。
前向きな言葉を付け加えるだけで明るいスピーチとなり、謙虚な人という印象を与えられるはずだ。
転勤・異動時に役立つ挨拶、スピーチのポイント③
転勤・異動時の挨拶、スピーチ③:名前の他の情報も話す
転勤・異動先での挨拶だけで転勤・異動先の人と馴染めたら、新天地でもかなり働きやすくなるはずだ。
簡潔な挨拶と自己紹介でスピーチを終わらさずに、自分のパーソナルな情報を少し混ぜ込んでみよう。
少なくとも自分の「出身地」「入社した年」「簡単な経歴」などは、スピーチの中で伝えてみてほしい。
自分が明かしてもいい情報であれば、「家族構成」「趣味」などを自己紹介に含めると、挨拶をされた人たちも親近感を持ってくれるかもしれない。
転勤・異動時に役立つ挨拶、スピーチのポイント④
転勤・異動時の挨拶、スピーチ④:最低限覚えておくべき基本的な挨拶のフレーズ
「今後ともよろしくお願いいたします」「ご指導のほど、よろしくお願いいたします」というように、転勤の挨拶で自己紹介した後、上記の2つのフレーズで締めくくろう。
転勤・異動後に営業職となるテンプレートになるが、転勤・異動先での挨拶やスピーチに困っている人は下記を参考にしてみてほしい。
転勤・異動後の挨拶・スピーチ例文
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私こと○○は、前任者の△△課長の退職に伴い、
○月○日付けにて当部署○○に異動(転勤)となり、本日着任いたしました。
入社して○○部に配属、その後○○支店で○年スタッフとしての仕事をしてまいりましたが、このたび初めてこちらで営業の仕事につくことになりました。
前△△課長のような活躍ができるかは分かりませんが、新入社員のような初心に戻って営業を一から学ぶ覚悟です。
慣れない仕事でご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、
やる気だけは人一倍あります。
一生懸命頑張りますので、
どうかご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
転勤・異動時に役立つ挨拶、スピーチのポイント⑤
転勤・異動時の挨拶、スピーチ⑤:転勤の不満を周囲に漏らさない
もし自分が転勤に不満があったとしても、その本音を口のするのは控えておこう。
愚痴や不満を言いたい気持ちもあるかもしれないが、新しい職場の人たちに不快な思いをさせないように、話す内容に気をつけるべきだ。
とくに歓迎会などでアルコールが入る場面では、失言してしまう恐れがある。転勤や異動に不満がある場合、お酒は程々にしておこう。
転勤・異動先ではじめて挨拶のスピーチをするときは、第一声から明るい声で前向きな気持ちで話すことが大切だ。
過去を振り返るのではなく、新しい職場、そして新しい周りの人に早く溶け込みたいというメッセージを込めて話してみよう。