1. ここを押さえておけばOK!「お中元」を初めて送る人が知っておくべき"送り方"と"マナー"

ここを押さえておけばOK!「お中元」を初めて送る人が知っておくべき"送り方"と"マナー"

 この夏「お中元デビュー」をする人も多いでしょう。初めて社会へ出て数ヶ月。新しい職場や仕事に慣れてきた、そのタイミングがちょうど「お中元」の時期になります。ですから、職場の上司やお世話になっている先輩、あるいは社外の関係者にお中元を送るのは、「数ヶ月で築いた人間関係の証し」と言っていいでしょう。

 お中元は日本古来の社会儀礼ですから、守るべきマナーがあり、送り方の「常識」が存在します。「はじめてのお中元」という人のために、押さえておくべき送り方とマナーを紹介しましょう。

送る時期と「熨斗紙(のしがみ)」

 まず、お中元を送る時期。昔は地方によって、多少ばらつきがありましたが、現在では7月初めから中ごろまでが一般的なマナーになっています。ハウツー本などでは「土用の入りまで」と書いてあるものもありますが、「土用」がいつか調べる必要はありません。「6月の後半ぐらいから準備して、遅くても7月中旬までに届くように手配する」と考えればいいのです。

 次に「熨斗紙(のしがみ)」。これは学生時代には、ほとんど縁のなかった日本独特のマナーでしょう。祝意や感謝を物品をもって伝えるとき、その品物に「熨斗紙」をかける風習があるのです。

 今はほとんど、デパートなどから発送すると思うので、自分で用意する必要はありません。ただ、社会常識として簡単に説明しておきます。花結び(蝶結び)にした紅白(金)の「水引」が印刷された白い紙が「熨斗紙」です。水引は横に渡され、結ぶ形になっていますので、その結び目の上に「お中元」とし、結び目の下に、送り手である自分の名前を書きます。

 これはすべてデパートなどで用意してくれるので、「知識」として頭に入れておくだけで構いません。なお、お中元やお歳暮はお祝い事ではなく、感謝の気持ちを伝えるものですので、先方や自分が「喪中」であっても、遠慮する必要はありません。遠慮してしまうと、先方は「なぜ、届かない?」と感じてしまうでしょう。

何を送る?いくらぐらい?

 さて、「初めてのお中元」で頭を悩ますのが「何を送ったらいいか。相場はいくらぐらいか」ということでしょう。相場から先に言うと「3~5千円」です。特に新入社員のような立場であれば、2~3千円の品物で十分です。

 むしろ、あまり高価なものを送ると、上司などは「非常識」と感じてしまうかもしれません。今は2千円台でも、きちんとした贈答品が用意されているので、早めにデパートなどでカタログをもらってきて、検討するといいでしょう。

 送る品物は、ビールやコーヒーなどの飲料、ハムやソーセージ和洋菓子、季節商品としては果汁100%ジュースや「そうめん」などが一般的です。仕事関係者へ送るのですから、食用油や洗剤などの日用品は避けたほうがいいでしょう。「はじめてのお中元」では「無難が一番」と考えたほうが、間違いがありません。



 お中元などの社会儀礼は習慣のものですので、一度経験してマナーを覚えてしまえば、別に難しいことではありません。経験を積むうちに「今度はあれを送ってみよう」というアイデアも思いつくでしょう。

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