1. 「辞めさせてください」と言われないように!上司が注意したい部下が仕事を辞めてしまうきっかけ

「辞めさせてください」と言われないように!上司が注意したい部下が仕事を辞めてしまうきっかけ

by Zach Dischner
 「課長、折り入って相談が」こういわれてドキッとした方もいらっしゃることでしょう。自分では部下と良好な関係を築いてきたと思っていたのに、部下はそう思っていないこともあります。そして、退職を考えるきっかけは、案外ちょっとしたところに転がっているのです。

 今回は、部下が仕事を辞めるきっかけとなるような事柄をまとめてみました。

上司との相性

 会社は役職で統制された社会です。そのため上司と部下の関係は絶対的なものであります。また、これは上司、部下の両方ともですが、基本的に相手を選ぶことができません。そこで生じるのが上司と部下の相性です。これは明らかにわかる場合もありますが、会社という社会の中ではわからない場合もあるものです。上司はかわいがっていたつもりであったが、部下は嫌がっていたという場合もあるでしょう。

 実は、サラリーマンにとって上司との相性は重要なのです。大きな会社では、ジョブローテーションなどによって上司が変わることが多々あります。なので、数年我慢すればよいと一般的には思われるのですが、実はそうではありません。その間の勤務評定という問題が存在しているのです。

 特に、大企業で競争が激しいところでは、中間の一度の評価が昇進に響くこともあるのです。勤務評定は、業績だけで判断されるわけではなく、上司の主観も大きく入ることになります。そういった意味では、上司との相性が悪く当たってしまった場合、将来の昇進も考慮に入れて、別天地を探すという行動に出ることがあるのです。

勤務時間の変化

 部署移動などによって、勤務体系が変化する企業も多くあります。こういった場合に、勤務時間が変更になったため、それをきっかけに会社を辞めることを考える人も結構います。特に、両親の介護や子供の子育て等の家庭の事情が重なった場合には、家庭と仕事の両立ができず、仕事を辞めざるを得ないということがあるのです。

 もちろん、こういった理由だけではありません。会社が忙しくなって残業が増えたということでもありえますし、休みが土日でなくなったということでも友人や恋人との関係を維持するために、仕事を変えるという選択肢を取る人もいます。

業務内容の変更

 転職が一般的になってきたのと同時に、よく言われるようになった言葉として、キャリアアップということものがあります。そこで求められてくるのが、仕事の専門性です。ところが、ジョブローテーションといった制度がある企業においては、これが仇となります。経理から営業へ、など業務・職種転換が行われることになるのです。

 もちろん、ジョブローテーションは、将来の経営者候補を養成するには適した制度ですが、それは、一生一企業という世代であった場合に特に有効に機能した制度です。現代においても、有効かといわれれば疑問点がついてしまうのです。

 また、本人の特性によっては、営業というものが苦痛な人もいるでしょうし、デスクワークが苦手な人も当然います。そうなったとき、自分が得意な分野でと考えるのは普通のことです。故に、業務内容の変化をきっかけとした退職理由は思いのほか多いのです。


 現在の日本では、転職が一般的となり、成果主義やキャリアアップという概念が社会に普及するにつれて、企業を退職する理由は、どんどん広がっていきました。故に、仕事を辞めてしまう人も増えているのです。ですので、上司の方は部下に親身に接し、何が不満なのかを知ろうとする姿勢が今必要なのです。

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