1. 「3つのパターンで解説!」これだけは"理解"しておきたいお中元の送り状のマナー

「3つのパターンで解説!」これだけは"理解"しておきたいお中元の送り状のマナー

by pjan vandaele
 お中元の季節まであと少しとなりましたが、ビジネスシーンにおいてはお中元も「ただ送れば良い」「もらえば良い」というものではありません。適切な送り方ともらい方のマナーを心得てこそ、アナタの会社が一人前として認められるのです。

 今回は、そんなお中元を送る際の「送り状」のマナーを例文をまじえながら解説していきたいと思います。一般的な送り状から、少し上級者向けの印象的な送り状まで詳しく説明しますので、どうぞ今年のお中元の参考にしてみてください。

一般的な送り状

 一般的な送り状の書き方と言えば、まず「暑さの厳しい日が続きますが、○○様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」などの季節の挨拶があり、「毎々のご厚意に感謝したくこころばかりの品をお送り致しました」と日々の取引に感謝の意をこめつつ、品物を送った旨を言い添える形式になっています。

 「お気に召していただけると幸いです」や「どうぞご笑納ください」などの言葉を付け足すと、さらに柔らかい雰囲気を出す事ができます。結びは「略式ではありますが、暑中の挨拶にかえさせていただきます」や「今後とも一層のご厚情のほど、宜しくお願い致します」という形でしっかりと括りましょう。また「拝啓」で始まった送り状は文末に「敬具」を添えるのがマナーです。

特別な取引相手への送り状

 次に、お中元を送る相手が一般的な取引相手ではなく、会社にとって最も重要な取引相手である場合、もしくは特別な関連性のある会社である場合のマナーについて考えてみましょう。こういった場合は、上記のような一般的な送り状とは別に、特別な送り状を作成した方が良い場合もあります。

 「本年度も並々ならぬ貴社のご配慮、ご厚情に感謝しております」など、相手方との関係性を強調しつつ、最上級の敬意を表するのが適当です。「弊社グループ企業統廃合の折りのご尽力に甚だ感謝しております」等の具体的な内容を記す場合もあります。また特別な相手には、経営者自らの直筆などで送り状を作成するという会社もあります。

夏期休業の挨拶も添えて

 お中元を送る時期というのは、だいたい7月はじめから中旬の15日あたりが一般的です。この時期には夏期休業の時期が決まっている会社も多いので、その旨を送り状に添えて同時に知らせることも可能です。

 夏期休業のハガキは別に出した方が良いかと悩む経営者の方もいるかもしれませんが、お中元の送り状と一緒でも構いません。むしろギリギリになって夏期休業期間を伝えるよりも、相手方を思う心遣いが感じられて良いとされています。その際は文末に「なお、弊社は○月○日〜○月○日まで夏期休業とさせていただきます、ご了解ください」等と書き添えるのがマナーです。


 いかがだったでしょうか。このようにお中元の送り状にも様々なマナーがあります。堅苦しいと思う人も多いかもしれませんが、お中元も美しい日本文化の一つだと思えば、そこに宿る形式美に気づかされることもあるかもしれません。たかが送り状と侮らず、日頃お世話になっている取引相手の方へ感謝を素直に示してみるのが良いでしょう。

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