1. "読みっぱなし"で終わらせない!読書の効果を最大限高めるための「マインドマップ」の書き方

"読みっぱなし"で終わらせない!読書の効果を最大限高めるための「マインドマップ」の書き方

 ビジネスのために読書をしている人は多いでしょう。自分の仕事と関係するビジネス書や、仕事に役立ちそうなノウハウ本など、本から得た知識や思考法は実際に仕事に大いに活かすことができます。

 しかし、「読みっぱなし」にしてしまう例も少なくありません。「本を読んだ」ということで満足してしまい、内容がほとんど頭に残らない。これでは、読書を仕事に生かすことは不可能でしょう。「読みっぱなし」にしないために有効なのが、「マインドマップ」を作成するという方法です。読書の効果を高めるためのマインドマップの作り方を、具体的に説明します。

本のタイトルと読書の目的を書く

 マインドマップそのものについての説明は省略し、読書をより有効なものにするためのマインドマップの書き方についてのみ、説明します。まず、紙の真ん中にその本のタイトルを書きます。ビジネス書やノウハウ本のタイトルは、その内容をもっともわかりやすく表現した言葉を使ってつけられていることがほとんどですので、タイトル自体が最大の「キーワード」になるわけです。

 次に、「なぜ、自分はこの本を読もうとしているのか。この本から何を学ぼうとしているのか。それを何に生かそうと考えているのか」を記します。中央に大テーマを書き、次に目的を書くだけで、「読書のありよう」がかなり明確になるはずです。マインドマップですから、「目的」も基本的に単語で表すようにしましょう。

目次の項目を書き、ざっと目を通しながらキーワードをチェック

 さて、そこから、本の内容に関するマップ作りがスタートします。目次を見ながら、章ごとに枝を作りましょう。5つの章で成り立っている本であれば、5つの基本的な枝ができるわけです。そこから細かい枝が分かれていくのですが、いきなり熟読するのではなく、先にざっと目を通してみましょう。

 ざっと目を通しながら、各章ごとに目についたワードをマップに書いていきます。目にとまったということは、そのワードが、先ほど説明した「読書の目的」に合致したものだからです。各章の「小見出し」をチェックすると、キーワードを探しやすいでしょう。

熟読しながら分枝させていく

 そこまでが、いわばマインドアップ読書の下準備。下準備がしっかりできていれば、スムーズに熟読できます。熟読しながら、マップの枝を細かく分けていくわけです。ポイントは、読み進めながら何か発想したことがあれば、それもマップに加えること。本の内容から刺激を受けて、「あ、そうだ」と思いつくことがあるでしょう。それも、メモするのです。ただ、本の内容と直接関係ないことなどは、文字の色を替えるといいでしょう。あとで見返すときに、そのほうがわかりやすいからです。

 多くの本は、各章の内容が完全にセパレートされているわけではありません。1章で述べられたことが他の章でも「変奏曲」のように繰り返し述べられる、ということが少なくありません。それを発見できるのも、マインドマップの効用です。


 マインドマップは1枚の紙で作ります。つまり、読書が終了した時、その内容は1枚の紙に凝縮されているわけです。後で何度でもそれを見返すことで、1冊の本を仕事に最大限に活かすことができるでしょう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する