1. 【弔電のマナー】これだけは知っておきたい!上司の家族に"不幸"があった場合の基礎知識

【弔電のマナー】これだけは知っておきたい!上司の家族に"不幸"があった場合の基礎知識

 職場の上司の家族に不幸があった際に、弔電を打つことがあります。逆に、自分の家族の不幸に際して、上司から弔電を送られることもあるでしょう。冠婚葬祭の中でも、特に葬儀はマナー違反や間違いは許されません。そこで、上司に弔電を打つ際の注意点とその文例、さらに、上司から弔電を送られた時の対応法について説明します。

上司に弔電を打つ場合の基本と注意点

 上司の家族に不幸があった際、そのセクションから弔電を送るケースがあります。ポイントは、あくまでもセクション全体として弔意を伝えるということ。ですから、部下が個人的に弔電を打つのはNGです。それではスタンドプレーのようになってしまい、チーム内の人間関係をおかしくしてしまいかねません。個人的な弔意は通夜や葬儀・告別式に参列することで、表せばいいのです。

 セクションとしての弔電になりますから、送り主の名は「○○株式会社△△部(××課)」ということになります。部署名のあとに「一同」としてもいいでしょう。なお、葬儀・告別式で弔電の紹介が行われることもありますので、できるだけ前日、すなわち通夜までには届くよう、早めに電報の手配をしましょう。

上司宛の弔電の文例

1. ご尊父様ご逝去の報に接し、一同謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2. ご尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

3. ご尊父様の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げますとともに、御冥福をお祈り申し上げます。

 以上の3例の「ご尊父様」は、言うまでもなく、上司の父親のことです。母親の場合は「ご母堂様」、上司の夫なら「ご主人様、ご夫君様」、妻なら「ご令室様、ご令閨様」、息子なら「ご子息様」、娘なら「ご息女様」、祖父母なら「ご祖父様、ご祖母様」という表現になります。

 あくまでも仕事関係者がセクションとして送る弔電ですから、よけいな言葉を添える必要はありません。「部署として弔意を表している」ということが、上司に伝わればそれでいいのです。

上司から弔電を送られた時の対応法

 逆に、職場の上司から弔電を送られたときは、何を差し置いても、そのお礼を上司に伝えなければなりません。直接電話をかけるのがベスト。もし電話がつながらないようなら、留守電にメッセージを入れるか、メールでお礼を伝えましょう。電話がつながらず「また、後で」と思っていると、葬儀の忙しさにかまけて、お礼を伝え忘れることになりかねません。ですから、弔電を受け取ったその場で、対応する必要があります。

 葬儀がすべて終了し、忌明けに出勤したら、上司のもとへ行き、葬儀の報告とともに弔電のお礼を、もう一度言うようにしましょう。上司から部下へ弔電を打つというのは、あくまでも上司の個人的厚意によるものであり、ありがたい配慮と言えます。ですから、その上司の気持ちに応え、十分な対応をしなければなりません。



 セクションとして弔電を打った場合は、その旨、セクションのメンバー全員に報告することを忘れないようにしましょう。メンバー全員の弔意を伝えたのですから、報告するのがメンバーに対するマナーです。

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