1. 最も基礎的な"分析ツール"!質の高いマーケティング戦略を立案するために必要なコト

最も基礎的な"分析ツール"!質の高いマーケティング戦略を立案するために必要なコト

by Sera69
 マーケティング戦略を作成する時は、便利なツールを利用するとより素晴らしい戦略を作成することが可能になります。ツールを利用することで無駄な手間を省き、複雑な情報をわかりやすく処理することができるでしょう。この場合のツールとは戦略を考えるためのフレームワークを意味するものであり、具体的な道具や資材ではありません。

 つまり、ツールとはどのようなものなのかを理解しておけば、追加コストをかけることなく、マーケティング戦略の質を高めることができます。今回は、マーケティング戦略を策定する上で役立つツールを紹介します。

SWOT分析

 マーケティング戦略では、経営資源という自社の内部環境と経営を取り巻く現状という外部環境の2つの要素の分析が不可欠です。この2つを統合的に分析し、より理想に近い戦略マーケティングの作成を目指すのがSWOT分析というツールです。

 SWOT分析では内部環境分析として自社のもつ強みや弱み、長所や短所を分析し、外部環境として市場の情勢や脅威となる要因、行動するタイミングなどを分析します。

 それぞれの要素ごとに分析を行い、最も効果が高くなる組み合わせを探ることで最適の戦略マーケティングを見つけ出すことができるでしょう。SWOT分析を利用することで、自社の強みを生かした戦略と弱みを補う戦略の両方を立案することが可能になり、それぞれの戦略を最適の形で実行することができるようになります。

 SWOT分析では、戦略を一本化することで効率化を目指すのではなく、それぞれの要因ごとの最適戦略を揃えることで、複数の選択肢の中からケースに応じて最善の戦略を選択することができるでしょう。

PPM分析

 ボストン・コンサルティング・グループが開発した、事業管理の手法がPPM分析です。PPM分析では、自社の提供する製品やサービスのマーケットにおける成長率と相対的なマーケットシェアの関係性からポジション分類し、それぞれのポジションごとに最適な戦略を導き出すことを目指す分析手法です。

 分類されるのは「スター」、「金のなる木」、「問題児」、「負け犬」という4つに分類されます。それぞれのポジションは市場における自社製品の位置づけを示すものであり、成長率と占有率によって分類されます。

 成長率が低い製品ほど、追加投資の必要性は低くなりますが今後の伸びは鈍く、占有率の高い商品ほど大きな資金流入が見込めるのです。

 PPM分析は、現状のマーケットにおける自社製品の現状を分析するための手法ですが、他社製品を分析することも可能です。マーケットと製品の関わりを分析するための事業管理法なので、現状における問題点や強みを認識するのには向いていますが、まったく新しいマーケットを生み出すような新商品のマーケティング戦略には不向きなツールです。


 ツールを利用することで、マーケティング戦略策定に必要な現状認識が簡単にできるようになり、よりふさわしいマーケティング戦略を策定することができるようになります。ツールを有効に活用して、質の高いマーケティング戦略の策定を目指してください。

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