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原因は\"企画内容\"ではない!?コンペで「自分の提案が通らないな…」と思った時に見直すべきポイント

Shingo Hirono

2014/05/08(最終更新日:2014/05/08)


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by bark
 頑張っているのになかなかコンペに通らない、そんな時は一体どうしたらいいのでしょうか。コンペに勝つために必要なものとは、企画本来の魅力だけではありません。

 形式を整えたり、見栄えを良くしてクライアントの心を掴むような形の工夫をすることがコンペの勝利につながることもありますし、企画内容をより魅力的に見せるためのアイデアを求められることもあります。

 コンペに提出する企画内容自体を、魅力的なものにするのは当然ですが、コンペに勝つためにはそれだけでは不十分です。コンペに勝てない原因は企画内容ではなく、その辺りに多いので、それにふさわしい工夫をする必要があります。今回は、コンペで自分の提案が全く通らないと思った時に、試してみるべきことを紹介します。

インパクトをつける

 クライアントは、全ての条件を満たした無難な企画よりも、粗削りでも何か強烈なインパクトのある企画にひかれる傾向があります。インパクトのある企画は審査する人の心を一度で掴み、より印象に残りやすくなるでしょう。

 条件をクリアした企画に仕上げることは重要ですが、条件を満たしているだけの企画では魅力が薄くなってしまい、審査員の心に強く印象付けることが出来なくなってしまいます。

 コンペに勝つために必要なことは、審査員の心に強くアピールすることです。コンペであなたの企画が通らないのは、条件を満たしただけの平凡な企画だったのかもしれません。

 今までと同じアプローチで企画を立案していては、いつまで経ってもコンペに通らないままです。であれば、いったん方向転換して、何かひとつ強烈な魅力とインパクトを持つ企画を考えてコンペに提出してみましょう。審査員の心に残らなければ、最初に足きりされてしまい、最終選考に残ることすらできません。その他大勢の企画にならないようにする工夫が求められます。

切り口を変える

 コンペとは他の企画との競争であり、他の企画に差をつけることがコンペの勝利につながります。企画の完成度が高かったとしても、他に類似の企画案がいくつも提出されていては、企画が平凡でつまらないものに感じられてしまうのです。

 他の企画にはない、斬新な切り口から企画を捉えることで、まったく新しいアイデアが生まれ、他の企画との差別化が実現します。似たような企画に埋もれてしまわないようにするためにも、切り口を変えて企画を立案するべきです。


 コンペで企画が通らない原因は、あなた自身のコンペ対策不足にあります。企画案を練るのは重要ですが、それだけではコンペに勝つことはできません。コンペのルールやクライアントの心理を考えて対策することが、コンペの勝利につながるでしょう。必要な知識を学んで万全の対策を整えれば、コンペで自分の提案が全く通らないという悩みは解消できるでしょう。

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