1. 意外と身についていない!?上司は"リーダーシップ"だけでなく"フォロワーシップ"も身につけよ!

意外と身についていない!?上司は"リーダーシップ"だけでなく"フォロワーシップ"も身につけよ!

by stevendepolo
 「リーダーシップとは何か?」を考えるときに忘れてはならないのが、フォロワーシップです。フォロワーシップは、リーダーシップと対になる概念と理解させることもありますが、厳密にはフォロワーシップとリーダーシップは対になる関係のものではなく、それぞれ独立して存在する資質です。

 リーダーシップとフォロワーシップはどのような関係にあり、どのように活用するべきなのでしょうか。今回は、リーダーシップとフォロワーシップの関係性とそれぞれの力の活用法について解説していきます。

上司と部下に求められる資質

 リーダーシップが組織のリーダーとして、必要な資質のことを指す言葉だというのは知られているかもしれませんが、フォロワーシップという言葉はあまり浸透しないのではないでしょうか。フォロワーシップを簡単に説明すると、良き部下としての資質、ということになります。

 部下になるのに資質が必要なのか、という疑問を持たれるかもしれませんが、リーダーの補佐役や参謀役としての適性と考えると理解しやすいかもしれません。優れたフォロワーシップを持つ人は、リーダーの意図を的確に理解して活動すると同時に、リーダーに欠けている部分や足りないところをフォローして、組織活動が円滑に進むように能力を発揮するのです。

対称化できない理由

 上司に必要な資質がリーダーシップで、部下に必要な資質がフォロワーシップと聞くと、両社は対になる概念のように思えます。しかし、実際には両社は対の概念にはなりません。なぜならリーダーにもフォロワーシップは必要であり、部下にもリーダーシップが必要だからです。

 組織で活動する以上、リーダーであっても人からの接触を受け止めなければいけない場面はたくさんあります。部下から提案を受けることもあるでしょうし、取引先から要求を突きつけられることも珍しいことではありません。リーダーがフォロワーシップを持ち合わせていなかった場合、相手の意図を正確に理解することができず、組織運営に支障をきたしてしまうかもしれません。

 リーダーシップとフォロワーシップは、両方を持ち合わせて初めて組織運営に有効活用できるものであり、どちらか片方だけでは最善の組織運営は不可能であるといえるでしょう。両方揃って初めて力を発揮する資質である以上、両者を対の概念としてとらえることはできません。リーダーシップとフォロワーシップは対称の関係ではなく、並列の関係ととらえるのが正しい理解になるでしょう。


 リーダーシップとフォロワーシップは全く逆の概念ですが、実は方向性が逆になっているだけなのです。リーダーシップとフォロワーシップの特徴を理解し、両方の資質を兼ね備えることができて初めて優秀なリーダーとして組織を運営していくことができます。

 良きリーダーになりたい人はリーダーシップにばかり注目せず、フォロワーシップにも注目することを忘れないでください。

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