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いつもイライラしていませんか?仕事が”できない人”がいつもイライラしている2つの理由

ichiba hideki

2014/05/06(最終更新日:2014/05/06)


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by Tambako the Jaguar
 仕事に人間関係はつきものですが、あまり一緒に働きたくないタイプの人もいますよね。特に、気分屋でその日によって全く言うことが違ったり、自己中心的で周囲のことなどまるで考えないような人と組むことになった時には、仕事に行くのがとても憂鬱になってしまいます。また、常にイライラしていて何をするにも不満と愚痴しかないような人もいますが、こういう人は大抵、自分が思っているよりも仕事が出来ません。それはなぜでしょうか。

1.自分自身を省みていない

 仕事が出来ないという自覚がない人に、イライラしている人が多いように見受けられます。これは、何かトラブルが起きたり仕事が予定のペースで消化出来ないことを、突発的に入った他の仕事や、上司の無理解、部下の鈍感さや、ついにはパソコンのスペックが低いことまでを理由にし、自分には非がないと思っているからです。全てのトラブルは外的要因のみにあり、自分の根回しの悪さや書類整理能力の低さ、コミュニケーション不足などもその一因であることから目を背け、他者に対する不満を、イライラという態度で表に出してしまいます。

 こうして自分を省みない人は日常業務の改善や資格取得のための自己啓発など、自分の仕事をブラッシュアップしようなどという気持ちを持つこともないため、仕事の上で信頼を得ることが年齢を重ねるごとに難しくなってきます。そして、そのことに認められない不満や疎外感を抱き悪循環となってしまうのです。

2.目先のことしか考えていない

 仕事が出来ない人の中に、計画を立てられない人がいます。一連の業務の流れを把握し、現時点での消化率を考えながら他者と連携を取り急ぎの仕事からこなしていくということが出来ないので、目の前に現れた案件をやっつけることに終始してしまい、一つのことに掛かりきりになってしまいます。

 そのためどんどん次の仕事やトラブル対応が増え、自分の許容量を超えてしまう。最終的には組織である以上、どうにか他の人の手を借りて間に合わせることにはなりますが、その人に対する信頼度は残念ながら高くありません。人が良くても仕事が出来ない人というレッテルを貼られてしまうことになります。

 そして、もしイライラする人がこの組織の一員であれば、どうして自分がこの人のためにこんなことしなければならないのか。その不満を抑えることもなくぶちまけるでしょう。こんなに一生懸命頑張っているのに無能な同僚のために時間を割かなければならない。そう声を大にする人もまた、自分の立ち位置や会社の利益が考えられない、先を見据えた仕事が出来ない人、という判断をされることになります。


 イライラしても不機嫌でも、やることやっていれば認めてもらえる。そんな甘いものではありません。大変なのは自分だけではないということをまずは肝に銘じましょう。そして、まずは心の余裕を持ってリラックスして仕事にのぞみましょう。

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