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必要なのは”感謝と成長”!仕事に甘えてしまいそうになった時に心得ておきたい2つのこと

ichiba hideki

2014/05/07(最終更新日:2014/05/07)


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by [cipher]
 仕事に甘えは禁物というのはもちろんですが、人間には感情があります。どんなに自分を奮い立たせても初めてのことをするのは不安ですし、それぞれ得意不得意な分野があれば互いに補えることが組織のメリットです。それを必ずしも甘えというのかという部分については議論の余地があります。

 しかしながら、一定数の「依存型」な社員が必ず組織にはいます。これは年齢に関係なく、元々の性格もあるようです。自分がやらなくても誰かがやってくれる。パソコンは苦手なので若い人になるべくお願いしたい。今さら出世も望んでいないので定年まで静かに暮らしたい。これらは全て仕事に対する甘えです。

 こんな甘えた気持ちが芽生えた時、どう押さえて仕事に向き合って行けば良いのでしょうか。今回はそれについて見ていきたいと思います。

甘えることだけで終わっていないか考える

 人はひとりでは生きられません。ですから、仕事で甘えてはいけない。すべて自分だけでこなさなければならない、と、ガチガチになってしまうのも考えものです。支えて、支えられる。甘えて、甘えられる。これも円滑なコミュニケーションのためには大切なことでしょう。

 しかし、人から何かしてもらうのが当たり前になってはないでしょうか。相手の方が年齢が上だから、勤続年数が上だから。素直に甘えた方が自分のポジションにはふさわしい。同じだけ返そうとすれば角が立つなど、そういう場面も確かにあります。

 ですから、そうして助け舟を出してくれた先輩に対する一番のお返しは「仕事や人間としての成長を見せる」ことに他なりません。きっと自分のことのように喜んでくれるでしょう。

甘えたくなってしまう理由について考える

 自分にとって不得意と感じる仕事の方が、甘えが出やすいようです。誰かやってもらえないか、担当が変わってもらえないか等、これらの甘えは相手さえ許してくれたら一度であればお願いしても良いかもしれません。最初は高かったハードルが、数をこなすことで徐々に低くなり、慣れてくることで自分の仕事という自覚が芽生えるのであれば、それは組織にとっては有益なことでしょう。

 しかしどうしても自分には向かない、苦手だということであれば、自分にとってそれがどんな負荷がかかっているのかよく考えます。事前の連絡を密にすることで足を運びやすくなるのか、30分ごとに別の仕事を挟むことで単純作業も長時間こなせるようになるのか。自分がどうすればその仕事が苦ではなくなるか考えてみましょう。


 いくら甘えてその仕事から逃げても、形を変えてそれは何度でも現れます。甘えが許される今のうちに、自分で対策を立てましょう。そして、仕事に甘えずしっかりとこなしていけるように頑張りましょう。

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