効率的?非効率?デメリットから考えるマルチタスクを上手く活用する方法
- 2014/05/06
- Kazuhiko Tanabe

業務をマルチタスクで行うことについては、その効率性と非効率性の両面の意見があります。非効率という考えに関しては、マルチタスクは効率を落とすという調査結果が出ているという報告もあります。では、マルチタスクが非効率だと考えられる理由はどこにあるのでしょうか。
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理由1:うまく使いこなせないと思われている
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理由2:意識が散漫する
理由1:うまく使いこなせないと思われている
仕事上でマルチタスクの定義は人それぞれです。一般的には「同時進行で業務を行うこと」とされていますが、実質的に人間はコンピューターなどではない為、同じ時間に2つの作業を行うのはほぼ無理に等しいでしょう。
仕事をマルチタスクで行うというと、考え方の上で同時進行するという認識が一般的です。1度に沢山の物事を考えるのはなかなか難しいですし、効率も上がるかと言われると1つ1つに時間がかかるというイメージでしょう。
理由2:意識が散漫する
沢山の物事を1度に考えると1つずつに対して考えが浅くなり意識が散漫します。マルチタスクで物事を行う上で複数の物事を考えるのは必須ですので、意識が散漫することを避けるのは難しいでしょう。1つの物事を考えたときよりも、同じ物事をマルチタスクで考えるほうが考えが浅くなってしまうという考えです。
以上マルチタスクで仕事を考える際のデメリットをあげてきました。簡単なことであればマルチタスク思考法を使って早く仕上げられるということもあります。一概にマルチタスクは良くない、というのではなくデメリットを理解した上で使用すべき場面を考えるのが良いのではないでしょうか。
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