1. 効率悪化を招く原因と思われがち!?マルチタスクの必要性は「PDCAの高速回転」にあった!

効率悪化を招く原因と思われがち!?マルチタスクの必要性は「PDCAの高速回転」にあった!

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by rich115
 1人1人に与えられる仕事は必ずしも1つとは限りません。そんなときに求められるのが「 マルチタスク」です。しかし、マルチタスクには「同時に複数の仕事を行う」ことでミスなどのリスクにさらされるという側面もあります。では本当にマルチタスクで仕事を行う必要性があるのでしょうか。今回はマルチタスクで仕事を行う必要性について考えてみましょう。

1.あらゆるタスクで改善することができる

 仕事を優先づけし、状況に応じてマルチタスクで行うことは、常に頭を使い、とても労力を必要とします。しかし、ただ一つの作業を1本の糸を手繰るように進め、それが終わると次のことをというシングルタスクだと、自分の居心地のいいペースで物事を進めることになり、それ以上前には進めません。 

 これに対して、重要度や必要な時間、難易度などを計算しながら少しずつ真っ白い紙を塗りつぶしていくようなマルチタスクで仕事を行うと、必然的に自分の考えと実際の作業ペースが異なったり、塗りつぶしたはずの箇所がまだ白いままであることに気づくなどして、自分の得意苦手が見えてきます。

 これは生産現場がベルトコンベアなどのラインを使って行う、組み立て作業などのサイクルタイム改善に似ています。ある作業は時間がかかり、ある作業は時間がかからないとなると、ラインは時間がかかる作業の前で止まることになり、その他の作業者は「待ち状態」となって効率よく流れないからです。 

 この効率化を究極まで高め、無駄なく無理なくムラなく行おうとするのが「改善」です。マルチタスクで仕事をするということは、この改善を自分の力で行い、かつ自らの得意苦手を把握することで改善のPDCAを回し、自分を高めていくということになるのです 

2.マルチタスクで組織力が身につく

 シングルタスクで自分のペースで仕事をすることは、場合によっては最も確実な方法かもしれません。しかし、その際に中心となるのは常に「自分」です。しかし、マルチタスクで仕事を行うと、「組織」の事情が自分の前面に出てきます。

 仕事の優先順位や順番は、組織として行うべきものとして考えることになるからです。よってマルチタスクを考えた瞬間、実は組織力を身につけるための第一歩を踏み出したということになります。

 そしてマルチタスクの必要性に気づき、効率よく進めようとすればするほど、その人には周囲を見て物事が判断する癖がついてきます。このことで徐々にその組織力が鎧となり、さらなる力を引き出してくれることになるのです。 

 仕事の方法に決まりはなく、完全もありません。 いつでも、シングルタスクで自分のペースだけで仕事をするのではなく、どのタスクでも1度は必ずマルチタスクで物事を考える。この意識をしてみるといいかもしれませんね。

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