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大切なのは反省のさせ方!部下が仕事で失敗してしまった時の指導方法

Erika Kinoshita

2014/05/07(最終更新日:2014/05/07)


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by Grand Parc - Bordeaux, France
 仕事で失敗した部下に対して、反省をさせ次にどう生かせばよいかと悩んだことはありませんか。しっかりとミスを繰り返さない部下もいれば、繰り返してしまう部下もいます。そこで、ここでは仕事で失敗をしてしまった部下をきちんと反省させ、ミスを繰り返させないための指導方法について述べていきます。

失敗によってどんな影響が出たかを伝える

 失敗をしてしまった部下には、その責任をまず感じてもらうことが必要です。ただ叱るだけではなく、「他の人に迷惑をかけることになった」「納期が遅れて得意先に迷惑をかけた」あるいは「損失を出すことになった」などの具体的な内容を伝えることが重要です。

 初めての失敗であれば、ミスをすることでいかに会社全体の迷惑となるのかを伝える程度で良いでしょう。しかし、何回もミスを繰り返すようであれば、失敗をしない努力を怠ったことをしっかりと伝えることが重要です。その際に、自分の怠惰が招いた結果であるということを理解できるように伝えましょう。

自分で対策を考えさせる

 部下が反省していると判断できたならば、次はどうそれを活かして失敗しないようにするかが重要です。直接指示を出すことは簡単ですが、ここは例え面倒であっても部下自身に対策を考えさせることが大事です。自分で考える癖がつけさせましょう。

 そして、それが対策として妥当だと判断できれば実行させましょう。それを繰り返すことで、部下自身にそのサイクルを徹底して身につけさせるようにします。元から自分で考える部下ならば、何度も失敗はしません。つまり、自分で考えることが自身の成長に繋がっていきます。


 部下が失敗をしてしまった時に怒ることも大切なことです。しかし、怒っただけで部下が成長出来ないのならば意味がありません。そこで、部下を叱る前に上記のことを思い出して、失敗を成功に変えられるように指導をしてあげてみてください。

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