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部下は理解している「つもり」かも?仕事でよく怒られる部下を上手に指導する方法

Kazuhiko Tanabe

2014/05/06(最終更新日:2014/05/06)


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by Rodrigo_Soldon
 部下がなかなか思うように動いてくれない。上司ならば一度はそんな悩みを抱えるでしょう。部下はきちんと「わかりました」と返事をしてくれていても、実際は求めていた仕事とは違うものが出てきてしまうことはありがちなミスです。かと言ってその場で叱責したとしても部下は謝ることしか出来ずなんの解決にも結びつかないでしょう。今回はミスを起こしがちな「怒られ部下」を上手に指導するおすすめの方法を紹介します。

1、まずは話を聞く

 ミスをしがちな部下は危機感がない人以外は大抵焦っていることでしょう。「上司にまた怒られてしまったらどうしよう」「なんて自分は仕事が出来ないんだ」と考えがちになっています。まずは部下に寄り添い、話を聞く姿勢を整えてあげることが重要です。そして一緒に解決したいと思っているという姿勢を部下に伝えましょう。

2、一緒にミスがおこってしまった原因を考える

 まずは部下のミスがなぜ怒ってしまったのかを突き止めることが必要です。たんなる間違え以外にも、もしかしたら部下の考え方や認識が間違っていることもあります。考え方や認識が間違ってしまっていると、部下には悪気がなくてもいつまでたっても部下はミスをし続けてしまいます。

3、ミスがどのようにいけないのかきちんと説明する

 部下はミスをしてしまうことを自分のことと捉えているでしょう。しかし、仕事でミスをしてしまえば関わる人達に様々な影響を与えます。

 責め立てるのではなく冷静に、今回のミスはどれくらいの被害が出てミスをすると上司や同僚がイレギュラーにどのように動かなければならなくなるのか、ということをきちんと理解させることが大切です。


 部下の失敗は大抵理解不足です。こんなことはわかっていて当たり前と思わずに、きちんと確認とすり合わせを行うことが良い上司への一歩です。

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