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自分たちと何が違うの?仕事を効率よく進める「段取り上手」が日頃から行っている3つのコト

Shingo Hirono

2014/05/02(最終更新日:2014/05/02)


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by Fabio Aro
 仕事ができるビジネスマンの共通点として挙げられるのが「仕事の段取りが上手い」ということです。仕事の段取りを上手につけることで無駄な労力を省きながら効率よく仕事を進めていくことが可能になります。

 仕事の段取りが上手な人と下手な人では、一体何が違うのでしょうか。今回は、仕事の段取りが上手な人がやっているコトの共通点を紹介します。

1. コミュニケーションを重視する

 仕事の段取りが下手な人というのは、仕事中の会話やコミュニケーションを単純に仕事時間を奪うものと考えてしまいがちですが、仕事の段取りが上手な人ほどコミュニケーションを重視します。なぜなら、コミュニケーションは段取りをよくするための重要なものであり、最適な段取りを組むために絶対必要な要素だからです。

 段取りをよくするためには、周囲の人間や理解が必要不可欠です。時には仕事を頼むこともありますし、効率よく仕事を進めるために順番の変更を願い出ることもあるでしょう。そんな時にモノを言うのが普段のコミュニケーションです。普段から緊密なコミュニケーションを取って信頼関係を築いておけば、こちらの頼みやお願いを快く聞いてもらえる可能性が高くなります。

 もし普段のコミュニケーションを怠っていると、何かを頼んだとしても都合のいい時だけコミュニケーションを取ってくる人間だと思われてしまい、こちらの希望通りの段取りで仕事をすることができなくなってしまうでしょう。

 コミュニケーションは仕事を円滑に進めるための潤滑油であり、段取りをよくするための重要な要素です。コミュニケーションのために特別なことをする必要はありません。日ごろから挨拶やお礼をしっかりといっておくだけでも、コミュニケーションの効果は十分期待できます。

2. 仕事の順番を変える

 段取り上手な人は、仕事が無駄なく勧められるように仕事の順番を変更します。外回りのように移動時間がかかる作業であれば、複数の訪問先を一度に回ることで移動時間を短縮することが可能になり、時間を有効に使って仕事ができるようになるでしょう。

 そのための段取りとしては、仕事の順番を優先度や重要度ではなく、時間効率を基準に決めることが重要です。同時にこなすことで効率が上がる作業があれば、それを優先して一度に処理することで短時間で仕事が片付き、時間的余裕が生まれます。

3. 準備をしっかりとする

 段取りというのは、準備を整えて仕事を進めるための技術でもあります。必要なものを事前にしっかりと準備しておくことで、途中で不足が出るのを防ぐことができ、無駄な時間を生まずに効率よく仕事を進めていく体制が作れるでしょう。

 また、準備段階でトラブルの芽を摘んでおけば、大きなトラブルに発展する前に未然に防ぐ事が可能になります。安全面も向上するので、段取りは効率の改善だけではなく労働環境の改善にも効果を発揮するでしょう。


 仕事の段取りとは見方を変えれば仕事時間の管理でもあるので、有効に時間を使うことが仕事の段取りを上手につけることにもつながってきます。仕事の段取りが上手な人の技術を見習って、段取り上手を目指してください。

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