1. これを読めば基礎知識が丸わかり!企業がマーケティング戦略を立案するため「市場調査」を行う目的

これを読めば基礎知識が丸わかり!企業がマーケティング戦略を立案するため「市場調査」を行う目的

by Daniele Zedda
 マーケティングを行う際の出発点ともいえる作業が、市場調査です。市場調査を行うことで、その企業固有の考えには左右されない「市場の本当の姿」が見えてきます。では、市場調査を行う上で知っておきたい基礎知識にはどのようなことがあるでしょうか。ここでは市場調査を行う際の流れに着目して、必要な基礎知識を考えてみることにします。

1. マーケティングと市場調査の関係

 まず基礎の1つ目として、マーケティングと市場調査の関係を考えてみましょう。市場調査のマーケティングにおけるポジションとはどのようなものでしょうか。それを知るためには、市場調査で何が得られるかを知らなければいけません。市場調査で得られるものは、「過去の事実」です。

 よって、マーケティングと市場調査の関係は以下のようになります。「市場調査(過去)→現状分析(今)→マーケティング(未来)」あくまでも市場調査は過去の事実を知るためのものであり、出発点であるということです。

2. 市場調査の目的

 次に、市場調査を行う目的を考えてみましょう。なぜ市場調査を行うのかということです。大まかに言えば市場の動向を知るということになりますが、ではなぜ市場の動向を知りたいいのでしょう。原則として、そこには「仮説」があるからです。

 逆に言うと、数量調査などを除き、仮説がなければ市場調査をしても意味がないということになります。そして、仮説を設定すれば、おのずとその仮説に対する市場調査の必要性(目的)が見えてくるでしょう。

 よって、上記を加味すると、以下のような流れになります。 「仮説の設定→目的の明確化→市場調査(過去)→現状分析(今)→仮説の検証→マーケティング(未来)」。市場調査を行うには、そこに仮説があり、目的が明確化されて初めて成り立つということを理解しましょう。

3. 市場調査方法の種類

 最後に、市場調査の種類を知ることも基礎として重要です。これまでの調査方法の種類としては電話やインタビュー、パネル調査などが主流でしたが、近年ではインターネットによるアンケート調査やビッグデータ分析が主流になりつつあります。

 特にビッグデータ分析は消費者の日常からデータを抽出することになり、手法によっては通常の調査では得られないデータを大量に取得することができる、これまでにない画期的な調査方法です。

 調査方法の選択を加味した流れは以下のようになります。「仮説の設定→目的の明確化→調査方法の選択→市場調査(過去)→現状分析(今)→仮説の検証→マーケティング(未来)」です。



 以上が市場調査を行う上で知っておきたい基礎知識と流れです。基礎を理解していれば、その流れもわかりやすくなり、市場調査は「ただ漠然とする」ものではないということがわかると思います。基礎と流れを理解して、効率的な市場調査を行っていきましょう。

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