1. "良い商品”が売れるはもう終わり!?企業が成長するために「マーケティング」を行う必要性

"良い商品”が売れるはもう終わり!?企業が成長するために「マーケティング」を行う必要性

by mescon
 このところ、IT化や様々なツールの発達によって企業がマーケティングを行いやすい環境となり、その必要性が様々なところで叫ばれています。しかしその一方で、「マーケティングという言葉の意味が分からない」「マーケティングに囚われて本業がおろそかになる」というように考える風潮があるのも確かでしょう。 マーケティングが重要性を持たず、ただの用語になってしまっているというケースです。

  では、マーケティングは本当に必要なものなのでしょうか。ここではマーケティング施策の必要性について考えてみたいと思います。

1. 消費者行動から考える必要性

 まずは消費者行動から考えてみます。かつての消費者行動は、「そこにあるものを買う」という行動パターンでした。よって、消費者の行動は限定され、自分で商品を選ぶ、自分に必要な商品を見つけるといった感覚は薄く、必然的に生産者は、商品を消費者の手の届く場所に置くことが大切だったのです。よって、商品を消費者に届ける、目立つ場所に置くといった「営業活動」が重要になっていました。

 しかし、今の消費者は、商品はもちろん購入場所・購入店舗すらも自由に選ぶことができます。お店でそこにあるものを買うのではなく、「お店自体を選ぶ」という行動に変化しているのです。いわゆるショールーミングなどはこの典型です。では消費者に選んでもらうにはどうしたら良いのでしょうか。それを考える作業が「マーケティング」になります。

2. 企業の倒産理由から考える必要性

 次に、企業が倒産する理由から考えてみます。企業の倒産理由として、昔も今も変わらずトップになっている原因は、「販売不振」です。「作っても売れない」ということです。販売不振には様々な理由がありますが、最も多い理由は「販売先が限定されている」ことです。BtoBであれ、BtoCであれ、それは変わりません。販売を増加させるには、「客単価の向上」もしくは「客数の増加」が必要です。

 そして現在の競争状態の社会では「客単価の向上」を行って販売を増加させるのは至難の業です。当初は目新しさと付加価値の追加で単価を上げられたとしても、追随にあってそれが続かないというのが現状なのです。よって、最も力を入れるべきは客数の増加ということになります。客数を増加させるということは、これまでまったく関係なかった新規顧客を開拓しなければなりません。

 では、新規顧客の開拓はどのように行えばよいのでしょうか。それを考える作業も「マーケティング」なのです。


 「製品やサービスがよければ黙っていても売れる」という考え方があります。確かにその通りかもしれません。しかし、その製品やサービスがどれほど絶対的に優れたものであったとしても、その後には必ず同じ価値を持った「敵」が現れるということは、考えておかなければなりません。そしてその「敵」に勝利するために必要で重要な武器となるのが、「マーケティング」であると認識しておきましょう。

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