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タイムマネジメントの効果が2倍に!仕事効率化の基礎として知っておきたい「タスク管理術」

Shingo Hirono

2014/05/02(最終更新日:2014/05/02)


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by Wonderlane
 仕事の効率を最大化させるための時間管理術をタイムマネジメントといいます。タイムマネジメントが正しく行われることで時間当たりの作業効率は改善され、同じ仕事量をより短い時間で処理することができるでしょう。

 タイムマネジメントを考えるときに重要になるもう一つの要素がタスク管理です。やるべき仕事について正確に把握するタスク管理が正しく行われなければ、タイムマネジメントは失敗してしまいます。今回は、タイムマネジメントをする上で覚えておきたいタスク管理術を紹介します。

仕事は全体像でとらえる

 目の前にある仕事にばかり注目していると仕事の全体像を見失ってしまい、タスク管理を行うことができなくなってしまいます。タスク管理とは仕事量の正確な把握であり、完成までの道筋を明確にすることとも言えるでしょう。

 仕事を一部分ではなく全体像でとらえることによって、完成までに必要な作業が明らかになり、どのような形で仕事を進めていけば最短で完成させられるかを知ることができます。

 タイムマネジメントによる時間管理は、仕事の全体を把握して初めて実現します。必要な作業をすべて確認できなければ、最適な時間配分を行うことは不可能です。もし、タスク管理が正確に行われないまま、タイムマネジメントを実行してしまうと、必要な作業に時間が割り当てられず、最適な高率で仕事を進めることが不可能になってしまいます。

プロセスを理解する

 プロセスを正確に理解しなければ、タスク管理はできません。タスク管理とは必要な仕事量を正確に把握し管理する作業であり、プロセスを理解しなければ必要な作業を最適な形で進めることができなくなってしまうでしょう。

 タスク管理が成功すれば必要な仕事を正しく認識し、完成させるための工程も明らかになります。求められる工程に対してどのようなアクションを行うかによって、労働効率には大きな差が生まれます。

 望ましい割り当てによって最適な時間配分を目指すタイムマネジメントでは、工程ごとの時間割り当てが基本的な考え方です。プロセスをタスク管理によって理解していれば、それぞれに必要な能力を、必要最小限の時間だけ配分することが可能になり、時間と資源を有効に生かすことができるようなります。

効果を認識する

 効率を最適なものにするためには、資源の効果を知る必要があります。資源の効果とは、目標に対してどのような影響を及ぼすのかということであり、タスク管理においては労働効率の改善に当たる要素です。

 移動という仕事を考えた場合、自転車よりも車の方が速く移動することができます。これは自転車という資源よりも車という資源の方が移動効果が高いということであり、移動手段を自転車から車に変更することによって労働効率が改善される、という状態になります。効果を認識することによって、リソースを最適な形で配分することが可能になり、単位時間当たりの労働効率の改善につながるでしょう。


 自身の仕事量と処理能力を知ることがタスク管理の基礎であり、そのために必要とされる作業がタスク管理術に当たります。タスク管理とはやるべき仕事を正確に把握することであり、タスク管理に時間的要素を加えることでタイムマネジメントが実現するでしょう。

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