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誰に対してマーケティング施策を行うのかがカギ!「プッシュ戦略」と「プル戦略」の違い

藍原優

2014/05/02(最終更新日:2014/05/02)


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 マーケティング戦略として、プッシュ戦略とプル戦略というものがあります。言葉の見た目ではどのような戦略かはわかりにくいですが、しっかりと学ぶことで、戦略の違いを理解できるでしょう。ここでは、マーケティングのプッシュ戦略とプル戦略の違いを紹介します。

積極性に業者に働きかけるプッシュ戦略

 プル戦略よりもプッシュ戦略の方がイメージしやすい人も多いのではないでしょうか。提案をするときに猛プッシュするという言葉がありますが、プッシュ戦略でも同じように、積極的に小売業者や卸売業者に働きかけ、販売を促進してもらうという方法があります。代表的な例では、家電量販店での携帯電話の販売がプッシュ戦略に当たるでしょう。販売員や、店舗に対して、金銭面での支援を行っている企業も多いようです。

顧客に訴求するプル戦略

 プッシュ戦略があるため、後付けで付けられたのが、プル戦略です。そのため、文字からは想像しにくい意味になっています。プル戦略では、顧客に対して、広告や宣伝を出すことで、販売を促進します。プッシュ戦略が業者に対して施策を行うのに対し、プル戦略は、顧客に直接訴求を行います。


 ここでは、マーケティングにおけるプッシュ戦略とプル戦略の意味を説明し、違いを紹介しました。働きかける方向が違うということが2つの戦略の大きな違いなのではないでしょうか。

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