HOMEビジネス 未知の才能に出会える可能性も!?コンペ形式の意味とメリット

未知の才能に出会える可能性も!?コンペ形式の意味とメリット

Takeshi Sugiuchi

2014/05/03(最終更新日:2014/05/03)


このエントリーをはてなブックマークに追加

未知の才能に出会える可能性も!?コンペ形式の意味とメリット 1番目の画像
by kevin dooley
 ビジネス用語として使われることの多い「コンペ」という言葉。仕事の発注の際の形式の一つですが、どのように使われるか知っていますか?コンペの意味と役割を紹介します。

コンペの意味

 コンペとは「competition(コンペティション)」の略で直訳すると競争・競技会の意味です。案件を発注するときに、発注する相手を初めから決定するのではなく、条件を提示してそこに集まった案の中から、優れた案を採用するという方式です。主に設計やデザインの分野で優れたデザイン案や革新的な設計案を募集するときにこのコンペ形式が利用されます。

自分たちの思いもよらない案が集まる可能性も

 では、コンペ形式はどんな時に使われるのでしょうか?一つは自分たちにはない優れたアイデアやデザインが欲しいときです。コンペ形式を使えば自分たちが思い付かないような優秀な案が集まる可能性があります。未知の発想が欲しい時にコンペは有効です。もう一つは、条件にマッチしたデザイナーを知らない場合です。コンペ形式は特定の相手に頼むわけではないので、デザイナーとの新しい繋がりが生まれます。出来が良ければ、今後もパートナーとして仕事をしていくことができるでしょう。

 コンペでよい結果を得るには、案件の発注の仕方が大事です。デザイナーが何をすればいいのか分かるような、できるだけ具体的な条件を提示しましょう。


 いかがでしょうか。コンペ形式なら、未知の才能に出会う可能性もありますが、その逆もあり得ます。条件の提示の仕方に気を配って、コンペを有効活用してください。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード