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どこまですればいいの?上司に報連相を徹底するための判断基準

Tobayashi

2014/04/30(最終更新日:2014/04/30)


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by d'n'c
 新入社員の研修において行われることの多い報連相ですが、もちろん社会人生活が長くてもそれがきちんとできていなければ、指導を受けることも多いと思います。それだけ、この仕事の基礎の基礎ともいえるものは大切な役割を持っているということです。

 何故ならば、報連相によってほとんどのミスや事故を防ぐことができるからです。つまり、より良い仕事を遂行するために、より効率を上げるために欠かすことのできない作業というわけです。その報連相を漏れなく行うためには、どのような基準を持っていれば良いのでしょうか。

問題を事前に回避するためという基準

 報連相の3つに共通することですが、その目的のひとつに問題が発生することを未然に防ぐということがあります。報告が遅れたばかりに事故が発生したり、連絡が無かったために問題が起きたりということは日常茶飯事です。かといって、どの情報がその必要性があったのかは、その時には分からなかったということもあるかと思います。

 だからこそ、こまめに報連相を普段から漏れなく行っておくことが大切なのです。とはいえ、忙しい中ではついつい忘れがちになってしまいます。そこで、それを行うための基準となることは、事故の発生を防ぐためと心掛けておくことです。

より良い仕事とするためにという基準

 報連相を有効に活用することによって、仕事の質を上げていくことができます。適切な報告と連絡による事故の予防による事後処理の回避、そして相談による仕事の効率化などにより無駄を省くことができますし、また適切なアドバイスにより仕事の質やサービスをより良いものにしていくことができます。

自分の能力をいかに高めるかという基準

 報連相は、それを行う人自身の能力を高める事にもなります。ミスの予防に関するアンテナの感度を上げていくことになりますし、上司のアドバイスを受けることにより、様々な考え方や判断の仕方、視点の変え方を学ぶことができるからです。より多く他の人の考え方や判断に触れることによって、自分には無いものを吸収できるわけですから、そのために報連相を活用しようという意識も働くことになります。

 以上のように、普段は面倒にも思える報連相もその必要性の基準を理解することによって、たとえどんなに忙しくても自然と行えるようになります。それによって、漏れがなく適切にスピーディに行えるようになるというわけです。何かを行うためには、その動機が必要ですが、報連相の場合も必要性の基準を身につけておくことによって上手に実行できるようになるのです。

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