1. あなたの使い方は間違っているかも?企画の基本用語「コンセプト」と「テーマ」の違い

あなたの使い方は間違っているかも?企画の基本用語「コンセプト」と「テーマ」の違い

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 企画を考える際に用いられる「コンセプト」と「テーマ」。これらの意味をきちんと理解しないまま、混同して使っている人もいるのではないだろうか?

 同じ意味のように思える「コンセプト」と「テーマ」だが、実はきちんと違いがある。

 そこで今回は企画を考えるときの「コンセプト」と「テーマ」の意味の違いを紹介していきたい。

「コンセプト」の意味

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辞書では「コンセプト:概念」という意味

1 概念。観念。
2 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。「コンセプトのある広告」

出典:コンセプトとは - コトバンク

 辞書におけるコンセプトの意味は「概念」

 つまり、思想や考え方という意味があるということになる。

企画をする上での「コンセプト」の意味は「企画の方向性」

 辞書の意味だけでは、いまいち抽象的でピンとこないという人もいるだろう。その感覚の通り、「コンセプト」とは本来“抽象的”なものである。

 企画をする際に用いられる「コンセプト」とは、いわば“企画の骨組み”

 つまり、んな方向性で企画を進めていくのか、ということを確定させる指針になるものなのだ。

 抽象的でぼんやりとした「コンセプト」を作り上げ、具体化させていく——それが“企画を実行していく”ということになると覚えておこう。

「テーマ」の意味

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辞書では「テーマ:行動の基調となる考え」という意味

 では、抽象的な考え方である「コンセプト」に対し、「テーマ」にはどんな意味があるのだろうか?

 辞書を見てみると、「テーマ」とは行動や創作などの基調となる考えと記載されている。

 論文の題目という意味にしたがって、小説や記事、歌など、それらのタイトルが「テーマ」であると考えた場合、「コンセプト」とは一体何になるのだろうか?

「テーマ」と「コンセプト」の違いとは?

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「コンセプト」=「テーマ」+切り口

企画の根幹を決めるのは「コンセプト」と呼ばれるものだ。
コンセプトの定義にもいろいろあるが、僕はとりあえず「テーマ+斬り口」だと教えることにしている。

出典:「良い企画」の条件 または「良い斬新」とはなにか - shi3zの長文日記

 上記によると、コンセプトとは「テーマ+切り口」であると定義されている。

 例えば「オムライスの作り方」というテーマで記事を作るとしよう。

 この場合、以下のようにコンセプトはいくらでも考えることができる。

・「動画で解説する、オムライスの作り方」
・「有名洋食店のシェフに聞く“本格派オムライス”の作り方」
・「カリスマ家政婦が教える“簡単オムライス”の作り方」

 テーマに「動画」「有名洋食店のシェフ」「カリスマ家政婦」などといった切り口を加えることで、企画の方向性が見えてくるのだ。

「コンセプト」は「テーマ」という前提がある上で確定する

 わかりやすくするために料理のレシピを例にしたが、ビジネスにおける企画でも同様である。

 新しい化粧水を企画する場合、「男性が使える化粧水」というテーマが設定されたら、あなたはどんなコンセプトを考えるだろうか?

・「男性の肌トラブル別に性質の異なる化粧水」
・「髭剃り後の専用化粧水」
・「40代の男性にターゲットを絞った化粧水」

 などと、ターゲットを絞ったり、使うシーンを変えたりするだけでも「男性が使える化粧水」のコンセプト案が思い浮かぶはずだ。

 「テーマ」と「コンセプト」。これらに明確な定義はないが、「テーマ=企画の前提」「コンセプト=テーマ+切り口」と、それぞれに違う意味があると覚えておくといいだろう。


  本記事では企画の基本的な用語である、「コンセプト」と「テーマ」の違いについて紹介してきた。

 企画をメインとした職種の人は「テーマ」というお題に対し、どんな切り口を加えるのかを熟考し、いくつかコンセプト案を出してみよう。

 「コンセプト」と「テーマ」を明確にすることで、きっと企画の実行力が格段に上がるはずだ。

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