1. ブレインストーミングを行う前に知っておきたい4つの方式

ブレインストーミングを行う前に知っておきたい4つの方式

by Takashi(aes256)
 ブレインストーミングには4つの方式があります。以下にその原則を並べながら、実際ブレインストーミングを行う上での注意点を考えてみましょう。

結論はでない

 ブレインストーミングでは、ある物事に関して結論を求めません。これは、ブレインストーミングの目的が何かの結論を出すことではなく、いかに新しいアイディアを出すかというところにあるからです。つまり「結論ありき」で会議を進めるのはブレインストーミングではありません。また、会議において「自分が求める結論」に誘導しようとする存在はブレインストーミングを阻害するものです。ですから、会議を始めるにあたっては、この点をまずルールとして明示することが必要です。また、そのルールを忘れて結論を求めようとする参加者がいた場合は、改めてそのルールを確認することも大切です。

自由奔放

 自由奔放というのは、既成の枠に囚われない自由な発想のアイデアを求めるということです。しかし、日本人は冒険より堅実を好む国民性があり、あまりにも奔放な発言は、たとえそれが単なる「案」の一つであろうとも頭ごなしに否定されてしまいがちです。そのため、会議の進行役がこの点を十分に踏まえ、非常識な案でも、他の参加者に否定しないようにあらかじめ注意しておくことが重要です。そして、例えば上司が部下の発言を否定するようなことがあったら、必ずそこでこのルールを確認しておくことが大切です。

質より量

 ブレインストーミングではまずとにかく、実現可能かどうかなどは考慮せずに、たくさんのアイデアを、様々な観点から出すような会議の進め方をすることが必要です。とにかくアイディアの量が必要となりますから、ここでもある一定の方向に誘導するようなことがあってはいけません。

結合改善

 そのようにして大量にアイデアが出たら、そこで初めてそれらのアイデアを検討します。そして、あるアイデア同士を組み合わせてみたり、或いは一つのアイディアの部分部分をまた違う角度で変更してみたりします。ここで求められるのは「アイデアの化学反応」のようなものです。

 それまで大量に出されたピンからキリまでのアイデアを反応させあい、そこからよりよいアイデアを抽出していきます。そのためにも、一つの結論を求めたり、突飛なアイデアを否定したりすることを参加者全員がよく自覚して、進行役はそのルールを守ろうとしない参加者をしっかりコントロールする必要があります。


 上記の原則をブレインストーミングを行う際にしっかりと理解して、本来のブレインストーミングの効果を発揮しましょう。

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