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ロジカルシンキングではイシューの設定が大事!論理的思考に欠かせない2種類のイシューの立てかた

Takeshi Sugiuchi

2014/05/03(最終更新日:2014/05/03)


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ロジカルシンキングではイシューの設定が大事!論理的思考に欠かせない2種類のイシューの立てかた 1番目の画像
by Digo_Souza
 イシューとは日本語で「論点」や「課題」を意味します。しかし、どうすればイシューが立てられるのかわからないという人も多いでしょう。ロジカルシンキングにとって、イシューを立てることはとても重要なファクターです。今回は、2つの方向からイシューの立て方について紹介したいと思います。

原因からイシューを立てる

 1つ目のイシューの立て方は、原因から探るという方法です。例えば、あなたがお金がないことに困っているとします。その場合、「お金がない」という問題がなぜ起こっているかを考えます。この原因の一つひとつがイシューになりえます。例えば「給料を上げるにはどうしたらいいか」、「買い物を控えるにはどうしたらいいか」などです。原因を探ることはイシューを立てることへと直結するわけです。

結果からイシューを立てる

 結果からイシューを立てる方法もあります。今度は、「お金がない」という事象をゴールから考えます。「あといくらあれば、お金があると言えるのか」ということを検討するのです。

 例えば、今の時点で年収が300万円だとします。この状態でお金がないなら、「あと年収が100万円アップしたら、お金がない状態から脱出できる」としましょう。ゴールは「年収100万円アップ」です。すると、イシューは「年収をあと100万円上げるにはどうしたらいいか」ということとなります。「お金がない」という状態からは、具体的なイシューが立てられないかもしれませんが、ゴールをまず考えることで「年収100万円アップするには」という具体的なイシューが立てられるようになったわけです。


 以上、2つの方向からロジカルシンキングをする際のイシューの立て方を紹介しました。違う視点から物事を考えれば色々なイシューが立てられるのです。

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