1. 一般的な定義とは少し違う!?ビジネスシーンにおける「ロジカルシンキング」の役割

一般的な定義とは少し違う!?ビジネスシーンにおける「ロジカルシンキング」の役割

by williamcho
 今回は、ビジネスシーンにおける「ロジカルシンキング」の一般的な定義について考えていきます。「ロジカルシンキング」とは、日本語だと「論理的思考」となります。もともと、このロジカルシンキングで用いる三段論法は、哲学者であったアリストテレスが研究していた事から端を発しているようです。

 今日、ビジネスシーンで使われるようになったロジカルシンキングとは、哲学や数学の分野で用いられていたものとは少し性質が違ってきているようです。ビジネスシーンで活用されているロジカルシンキングがどういった概念であるのか紹介します。

問題の原因を探る

 ビジネスシーンにおける「ロジカルシンキング」の定義とは、「問題の原因を整理し、解決に導いていく考え方」だということです。それらを行うために、ロジカルシンキングでは、ロジックツリー、MECE、ピラミッドストラクチャー、重点思考、仮設思考、ゼロベース思考などの手法を使い、抱えている問題点を明確にしていきます。解決策を立てるためには、まずその問題の原因を探る必要があるため、これらの体系化された手法を用いる事で、効率的に問題の原因が探ることができるのです。

解決策を練る

 問題の原因が明確になってきたら、次はその対応策または解決策を立てなければなりません。「ロジカルシンキング」では、フレームワークという手法を使い論理的に分析を行います。例えば「重要度」×「緊急度」、「効果」×「時間」などマトリックスにすることで、どういった対策がいま一番必要なのか見えてくるでしょう。

実行に移す

 解決策を立てたら、次はいよいよ実行に移す準備をしなくてはいけません。実行を移す段になって使えるロジカルシンキングの手法には、次のようなものが挙げられるでしょう。ガントチャート(作業工程を表にしたもの)、WBS(作業分解図)、PERT図などです。図表を用いることにより、その工程の無駄を省き効率化を図ることできます。

 

 ロジカルシンキングが、ビジネスシーンで用いられるようになった理由とは、他者と情報を共有しやすくなるためです。いくら分析した情報が良いものであっても、文章で書いてしまうと、読み手によっては違う見解を生むこともあります。それに比べて、ロジカルシンキングで用いる手法は、図を多く使い視覚的にも理解がしやすいのが特徴です。

 「ロジカルシンキング」の定義とは、「問題の原因を整理し、解決に導いていく考え方」と説明しました。その原因を探ったり、解決方法や具体的な対策の工程を考えるときに、様々な手法を用いることになります。ロジカルシンキングとは、そういった解決に導く手法をうまく用いることによって、物事を論理的に捉えようとする概念なのです。

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