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部下にメモは取らせるべき?仕事を教える時のメモの有効性

Takeshi Sugiuchi

2014/05/01(最終更新日:2014/05/01)


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by Alison Christine
 部下に仕事を教えるときに、メモを取らせるべきか迷ったことはないでしょうか。結論から言えば、メモは取らせるべきです。メモを取らせることには多くの効果があるのです。

「分かったつもり」をなくす

 メモを取ることで、一度聴いたことを確実に覚えさせることができます。分からないことを質問に来るのはもちろんいいのですが、同じ質問に何度も答えるのは時間の無駄です。記憶の効率を上げるためにメモは強力な手段になります。

 また、メモを振り返ってそのうえで質問をするようにすれば、自分の分からなかったことが明確になります。説明を聞いてすぐの段階では特に疑問が湧かないことも多いですが、一度メモを見返して流れを反復すれば何が理解できていないか分かるはずです。

自分の仕事を見返すときに役立つ

 仕事を覚えるには反復が必要です。また、長所短所を踏まえて自分ならではの方法を考えることもあるでしょう。そんな時に役に立つのがメモです。ある程度仕事を覚えて効率化を考えたときに、改めてメモを見直すことで基本を思い出すことができ、自分がどんなことが得意、または苦手なのかが分かってきます。また、自分で気づいたことを最初のメモに加えていけば、メモが長い間使えるマニュアルになります。

 
 いかがでしょうか。仕事を教えるときにメモを取らせることは、無駄なことを教えずに済むだけでなく、部下のその後の成長にも大きくかかわるのです。仕事を教える前に、ぜひメモを取るよう促しましょう。

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