仕事には精度とともにスピードも要求されます。1つの仕事をするのに、時間がかかる人よりも、短時間でできる人の方が高評価を得られるのは当然。評価だけではなく、自分が社会人として成長していくためにも、スピーディーな仕事をする能力を身につけることは必須の条件と言っていいでしょう。では、どういう人が仕事が遅く、時間がかかりすぎてしまうのでしょうか。
仕事に時間がかかりすぎる人の特徴
「仕事が遅い、時間がかかりすぎる人の特徴」というと、おそらく「作業が緩慢」、あるいは「慎重すぎて確認作業に時間がかかりすぎる」「神経質で、細かくチェックしながら仕事をしてしまう」といったイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
確かに、緩慢な作業をすれば時間がかかりすぎますし、慎重すぎたり神経質すぎたりすれば、やはりスピーディな仕事はできないでしょう。「緩慢」を改善するには、集中力を高める意識を持つ必要があります。
また、慎重すぎる、神経質すぎるという自覚があるなら、とにかくその仕事を自分のペースでひととおり仕上げてしまうこと。途中でのチェックを禁止するのです。一通り仕上げてから、最小限のチェックをする。これで「時間がかかりすぎる」ということはなくなるはずです。
「もっと時間がかかりすぎる人」の特徴はコレ!
ここまで説明してきた「時間がかかりすぎる人」は、わかりやすいタイプですが、それが「最悪のケース」なのではありません。それよりももっと「時間がかかりすぎる人」がいるのです。それは、「仕事のスピードは遅くない、むしろ標準よりは速い人」です。と言うと、「そんなはずはない」と思われるでしょう。スピードが速く、それなのに時間がかかる人には、実は、もう一つの条件があるのです。
それは「仕事が雑で、おおざっぱ」ということ。自分ではスピーディに仕事をこなしているつもりなのですが、雑でおおざっぱなため、ミスを誘起しやすく、そのミスの対応に追われ、時にパニックになって仕事は停滞。作業効率が低下して、結果として時間がかかってしまうのです。途中でそのミスに気づけばまだいいですが、最後まで気づかずに仕事を終了してしまうと、あとから「やり直し」ということになりかねません。「もう一度最初から」、これ以上、仕事に時間がかりすぎる例はないでしょう。
「仕事が速いけれど雑で、ミスが多い人」よりも、「ペースは遅くても着実に仕事を進めていく人」の方が、結果としては短い時間で仕事を終了することができます。「一見仕事が速いように見えるけれど、ミスが多く、パニックになりやすい」、これがもっとも仕事に時間がかかりすぎる人の特徴です。
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