1. 優れた発想法の裏に潜むワナ!無駄な「ブレインストーミング」を行わないための留意点

優れた発想法の裏に潜むワナ!無駄な「ブレインストーミング」を行わないための留意点

by bokeh burger
 ブレインストーミングはアイデア発想に役立つだけでなく、様々な目的で活用することができます。ブレインストーミングを利用することでアイデアを論理的に構成することが可能になり、多様なアイデアを一つにまとめてより優れたアイデアを生み出すことができるでしょう。

 とても便利な発想法なのですが、利用する時に留意しておかなければいけない点も存在するのです。今回は、ブレインストーミングを利用するときの留意点を紹介します。

ブレインストーミングは万能ではない

 ブレインストーミングを万能のアイデア発想法と持ち上げている人がいますが、世の中に万能なものなどありません。ブレインストーミングで得られたアイデアがまるで役に立たないこともありますし、アイデアそのものが全く出てこないこともあります。

 ブレインストーミングとは一つのスタイルであり、アイデアそのものの源泉ではありません。基本となるアイデアを出すのは参加者個人であり、ブレインストーミングはそれぞれの個人に対してアイデアを出しやすくする効果しかありません。ブレインストーミングを実行する時は、ブレインストーミングがあくまでもサポートツールであることを留意点として覚えておきましょう。

多様な参加者が必要

 ブレインストーミングは、多様な参加者から出されるいろいろなアイデアがあって初めて機能します。似たような参加者ばかり集めてブレインストーミングを行ったとしても、発言内容が似通ったものになってしまいアイデアの多様性を確保できません。特に会社内でブレインストーミングを行う場合、同じ職場で働いている人たちが参加者になるわけですから、多様性を確保するのは非常に困難です。

 ブレインストーミングには何人か立場や意見が異なる人が参加している方が効果は高まるため、参加者の多様性が必要という留意点は意識しておく必要があります。

ブレインストーミング後の人間関係

 ブレインストーミングでは、参加者が気おくれなく自由な発言ができるように立場や肩書に意味を持たせません。社長であろうが平社員であろうが参加者として平等な立場になることで、自由に発言できる環境を実現しています。

 参加者が立場や肩書にこだわりを持っている場合、ブレインストーミング中の扱いに不満を持ったり、ブレインストーミング終了後に他の参加者に対して不利益をもたらすような行動をとる可能性があるのです。

 ブレインストーミングのルールと頭では分かっていても、立場や肩書を完全に意識から消すのは難しいもの。参加者の様子を見ながら、感情的なしこりが残らないように配慮することが重要になります。


 ブレインストーミングは優れたアイデア発想法ですが、様々な欠点があることも事実です。欠点があることを踏まえた上でデメリットが生じないよう努力し、対応に留意して運用することが重要になります。

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