HOMEビジネス 知らないで提出は恥ずかしい!「企画書」と「計画書」の使い方の違いを目的別に答えられますか?

知らないで提出は恥ずかしい!「企画書」と「計画書」の使い方の違いを目的別に答えられますか?

Takeshi Sugiuchi

2014/04/24(最終更新日:2014/04/24)


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by TANAKA Juuyoh (田中十洋)
 「企画書」と「計画書」、なんとなく違いがわかっているという人は多いでしょう。しかし実はこの2つに大きな違いがあることを知っていますか?企画とは、あることを行うために、計画を立てることです。計画とは、あることを行うために、事前にその方法や行う順番を考えることです。また、その内容を指すこともあります。

新しい事業の提案に使うのが企画書

 企画書とは、これから新規で行う、または行いたい事業やイベントの内容や理由をまとめた文書です。事業についての具体的な目的と、行うための理由、さらに得ることのできる成果や結果についてまとめます。

 つまり、まだ存在していない事柄に対して、実現したらこのようなメリットがあるから、ぜひとも行いましょうということを訴える書類なのです。なので、作成する時に気をつけなければならないのは企画を行うことへのはっきりとした理由付けが大切です。

確定した事業の進行方法を書いたのが計画書

 計画書とは、すでに存在している事柄や仕様がある程度決まっていることを、実際に事業を進めて行く際の内容を書いた書類です。実際に行う前に、事前に計画を立て、どういった手順で進めていくのかを決めるために大切になります。つまり、問題の発生を防ぐためにも、これから行う取り組みを、どのような手順で進めていくのかを細かく明記しなければならないのです。


 いかがでしょうか。企画書と計画書は求められる段階が違います。自分が今書いているのが企画書なのか計画書なのかをはっきり認識して、役割に沿った記述を心がけましょう。

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