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取れば顧客のニーズが見えてくる!企画・開発職を目指す人が取得すべき3つの資格

Takeshi Sugiuchi

2014/04/22(最終更新日:2014/04/22)


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by d'n'c
 商品開発の企画を行うのに必ずしも資格は必須ではありませんが、やはり持っていると大きな力を発揮します。資格を持っていることで商品開発に必要な作業を効率よく進めることができるようになり、より優れたアイデアを商品開発に生かすことが可能になります。商品開発をより質の高い仕事にしたい方は、資格を取得して仕事に役立ててください。今回は、商品開発の企画で役立つ資格を紹介します。

商品プランナー

 商品プランナーとは、商品のプランニング能力を証明する資格です。商品開発に必要な顧客調査や価値診断、ブランディングなどのマーケティングに必要な能力を証明する企画で、商品プランナーの資格を持っていれば基本的なマーケティング理論を実際の仕事に活用して商品開発を行うことができます。

 商品プランナーの資格が特に有効な場面が、顧客の潜在的なニーズに沿う形での商品開発です。商品プランナーのスキルを生かせば、顧客が潜在的に抱えている欲求や願望を正確な形で調査することが可能になります。商品開発を専門にする人はぜひ取得しておきたい資格です。

販売士

 商工会議所が主催・認定する資格が販売士です。販売士とはその名の通り販売のプロであることを表し、商品販売に必要な知識やスキルを正しく身に着けていることを証明する資格です。流通業で特に役立つ資格ですが、商品開発にも有益な資格となっています。

 商品開発とは広義にとらえれば販売の一部門であるといえます。どのような商品を開発すれば販売がスムーズに行えるのか、を考えることが開発に求められる条件ととらえることも可能です。販売面から見た意見を商品開発に取り入れることで、開発者の視点だけでなく流通段階での視点を取り入れた商品開発が実現します。

商品開発士

 市場からの視点で商品を評価し、新商品開発の助言や指導を行うための資格が商品開発士です。商品開発士はその名の通り商品開発のための資格なので、商品開発の企画にはピッタリの資格です。開発者目線での商品にならないように、利用する顧客や市場からの視点を商品そのものに取り入れることができます。

 商品開発士の資格を持っていれば、市場からの要望や条件を取り入れた助言が期待できますから、より現場の要望を取り入れた商品を開発することが可能になります。商品開発の企画は、企業にとって最も重要な仕事の一つです。開発される商品の出来によって企業の業績は大きく左右され、命運も決まってしまいます。


 企業が売りたい商品と、市場で売れる商品には大きな差があります。これらの資格で得た知識やスキルを商品開発に取り入れることでより実際の市場が求める商品を売り出せるでしょう。企画、開発職を目指す人はぜひ取得してください。

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