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メモが最も効果的!1週間で業務を完璧に遂行できる「仕事の覚え方」

Shingo Hirono

2014/04/22(最終更新日:2014/04/22)


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by rickroma78
 新しい仕事に取り組む際は、仕事の進め方を覚えなくてはいけません。きちんとした手順を覚えておかないと、仕事の効率が上がらないだけではなく、ミスを引き起こしてしまう可能性があります。

 新しい仕事のやり方を覚えるには、メモを使って覚えるのが一番効果的です。メモを取ることで難しい作業をスムーズに覚えることができるようになり、時間をかけずに正しいやり方をマスターすることができるでしょう。今回は、新しい仕事に取り組む際のメモを使った覚え方を紹介します。

1. ポイントを押さえて書く

 仕事の内容を全てメモに書いていては、書くだけで時間が過ぎてしまいます。詳しく書くのは重要ですが、あまりにもメモに細かく書き込んでしまうと、肝心の覚えるべき内容がどこに書かれているのかがわからなくなてしまいます。

 メモを取ることは重要ですが、後になって読み返すときのことまで意識して書いておかなければ、仕事覚えるための役には立ちません。メモに記入するのは重要なポイントだけに限定して書くようにすれば、必要なことだけがまとめて書かれたメモが出来上がります。

 仕事を覚えるための重要なポイントは、「誰が」「何を」「どのように」「いつまでに」「どうやって」「なぜ」の6つです。いわゆる5W1Hと呼ばれるポイントですが、このポイントさえ押さえておけば、仕事の手順を正しく理解することができるでしょう。逆に考えると、この6つのポイントが書かれていないメモは仕事を覚える役には立たない、ということになります。ポイントを押さえ、すっきりと分かりやすいメモを作るのが、簡単な仕事の覚え方です。

2. 自分の考えを記入する

 言われたことや指示されたことだけを書いているようでは、メモはただの作業手順にすぎません。メモには必ず余白を設け、自分が感じたことや疑問に思ったことを記入できるようにしておきましょう。

 余白に自分の意見や考えを記入していくことで、自分なりの解釈や理解を言語化して表現することが可能になります。メモを読み直してあらためて気づいた疑問があれば再確認する必要がありますし、自分なりの改善点が見つかれば、改善提案として仕事を見直すこともできるでしょう。

 メモは単なる記録ではなく、仕事のやり方を見直すためのツールでもあります。自分なりにメモを保管していけば、世界に一つだけのオリジナルの資料が完成します。

3. 流れを意識する

 メモの書き方にはいろいろな方法がありますが、仕事全体の流れを意識することが重要です。仕事には手順があり、取るべき正しい順序が存在します。指示の都合上、メモに記載されている内容が本来の進め方とは異なってしまうことがあるかもしれませんが、正しい仕事の流れを意識しながらメモをチェックしていくのが正しい覚え方になります。


 いつまでも不慣れな状態で仕事をしているようでは、一人前の仕事はできません。単なる記述ではなく、自分なりの資料としてメモを活用するのが最も効率の良い仕事の覚え方です。

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