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どうしたら売れる?アイデアがヒット商品になる条件

Erika Kinoshita

2014/04/21(最終更新日:2014/04/21)


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by Takashi(aes256)
 世の中には売れない商品がたくさんある中で、売れに売れる大ヒット商品もありますね。しかし、いくら商品を開発しても、必ず売れるというものではありません。それ以前に、全くアイデア浮かばないというケースもあることでしょう。ヒット商品となる条件となんでしょうか。どうしたら斬新なアイデアが思いつくのでしょうか。ここでは、アイデアがヒット商品になるための条件について述べてゆきます。

次々開発される新商品

 皆さんは、コンビニに買い物に行ったときに、先月まであった商品を買おうと思ったら「棚からなくなっている」という経験をしたことはありませんか。近年では、新商品の開発スピードが速まっており、世の中は新商品で溢れています。

 そして、コンビニやスーパーの売り場である“棚”における個数は限られているため、せっせと新商品を開発しても、売れなければ1カ月、早ければ1~2週間で売り場から撤去されます。そして、その代わりに、別の競合商品が棚に並んでいきます。それを取り返すためにまた新商品開発、という繰り返しの法則が生まれています。また、自社商品が売れてヒット商品になったとしても今度は競合企業が類似品を出してくるため、既存商品の改良やそれに続く新商品開発をしなければならず、新商品開発の嵐はこれからも続いて行きます。

ヒット商品を生み出す企業の特徴

 新商品が生まれるためには、商品を開発するためのアイデアが必要ですね。ヒット商品は、狙って出すことは難しいのですが、それを断続的に出している企業は、常に新しい製品を開発できるような社内環境が整備されていたり、新しいアイデアが思いつくような組織形態になっています。

 また、人数が少ない会社であっても、そのような新しい製品に関するアイデアを思いつきやすい環境になっています。つまり、ヒット商品を開発する条件は、会社環境が大きな要因をしめているといえるでしょう。

 ヒット商品を生み出している企業を見ると、多数のアイデアの中から様々な要因が結合して1つのヒット商品が生まれるケースが多いことがわかります。ようするに、複数存在したアイデアから最も良いと考えられるものを製品化して、それが結果的にヒット商品となっているのです。 ヒット商品を生み出すためには「多数のアイデアを生み出す仕組み作り」が条件となります。

「品質がよい」だけでは不十分

 社内環境が整いアイデアがでたら、今度はヒットする商品の条件を探りましょう。それぞれのヒット商品には共通点があります。

 今までのヒット商品といえば、「丈夫で長持ち」「かゆいところに手が届く」といった、品質の良いものが求められていました。しかし今では、それに加えて「魅力的である」「コストパフォーマンスがよくて、お得感が高い」などの付加価値が加わっています。ここで言う魅力的な品質とは、感動する品質であると言い換えられます。ヒット商品を開発することは、年々ハードルが高くなって来ています。


 新商品を開発したからといってヒット商品になる保障はありません。そのため商品開発は苦行を強いられるでしょう。ヒット商品を生み出すことができるかで、その会社の経営が大きく変わります。上記のことを参考にしてみてください。

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