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他社と比較して数値化する!商品の「セールスポイント」を企画書に記載する際の注意点

Shingo Hirono

2014/04/20(最終更新日:2014/04/20)


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by Bach Tran
 企画書におけるセールスポイントとは、企画した商品について、「どのような点がお客様にとって売り込みになる要素なのか」また、「他の製品との差は何なのか」を強調するために必要なものです。しかし、どのように書けば良いか分からないと悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、セールスポイントについて企画書に記載する際に注意すべき点について話していきます。

セールスポイントを書きこむ際の注意点

 セールスポイントでは、企画した製品やサービスの強みを紹介します。企画書の本文における要素には、「現状分析」や「製品の概要」、「その製品から導き出される目的や目標」、「企画を実現するための手段、必要になる資源や資本」、「スケジュール」などが挙げられるでしょう。

 これらの要素の中に、セールスポイントを書きこむ際には、「製品の概要」の部分に分かりやすく箇条書きにして示しておくべきです。また、そのセールスポイントがどのような効果を上げるのかという点を「目的や目標」の部分に、効果として書き加えておくとよいでしょう。

 セールスポイントでは、その製品の「強み」を示すため、他社の製品やサービスと比較する必要性も出てくる場合も出てくるでしょう。他社の製品と比べる場合には、必ずそれに対し数値化を行う事が必要です。数値として表す事は、他の人に説得性をもたらすとともに、客観的な視点で物事を判断することに繋がります。また、それにより強みを強調するという効果もあります。

セールスポイントと長所の違い

 セールスポイントは強みだとすれば、長所と同じではないのかと考えている人も多いでしょう。しかし、セールスポイントと長所は厳密には異なります。セールスポイントを考える際には、顧客を前提に考える事が必要になるのです。

 対して、長所とは自社にとって何が良いのか、と考える事で、お客様の事は考えません。ここでいう「顧客の事を考える」とは、顧客にとってどのようなニーズがあるかという点です。

 セールスポイントを書きこむ際には、ただ単にその製品の長所を書きこむのではなく、きちんと顧客がどのように使うのかを考えた上で企画しなければなりません。また、この点は製品を考える上、販売する上でも大変重要なポイントとなってきます。


 逆に企画した製品の強みが分からないという場合には、いかにその製品にニーズがあるのか考えることで、その製品のセールスポイントを見つけるという事ができます。もし強みが見つからないのであれば、その製品は企画段階で落とされてしまう可能性も出てきてしまうでしょう。

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