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【入門編】知らないと仕事ができないマーケティング語句とその説明

Tobayashi

2014/04/21(最終更新日:2014/04/21)


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by noriqnub
 日本企業は、マーケティングが弱いと言われ続けてきました。日本人は真面目で勤勉な性格と言われており、製造業やものづくりの現場では素晴らしい品質のモノを作り、改善し発展させています。サービス業に関しても、日本古来から伝わるおもてなしの心でお客様を手厚くもてなすことができます。

 こういった最高の水準のものに、マーケティングの強みが加わるとさらに発展できるはずです。日本でもこのマーケティング部門の重要性をとらえ、より安定的で発展できる経営体制にするべくこれからもっとマーケティング部門に力をいれていくべきです。

マーケティング担当者として覚えること

 「会社のマーケティングを任されたけれど、正直よくわからない」「マーケティングに関しては初心者なんだよね」という人のために、まず何から覚えたらよいかを考えましょう。

 マーケティングというのは、アメリカで生まれ20世紀ごろから現代までの間に体系的にまとめられており、そのノウハウの蓄積も目覚ましいものがあります。ただアメリカ出身なので横文字も多く覚えるべき語句も多いのです。以下ではその中でも最も基本的な語句をご紹介していきます。

4P・4C・STP

 基本的な語句として必ず知っておかなくてはいけないのが、4Pや4Cなどのワードです。4Pというのは、プロダクト、プライス、プレイス、プロモーションのことで製品の価格、流通、宣伝を包括的に考えることです。また4Cとは、4Pの発展的な考え方で、カスタマーバリュー、コスト、コンビニエンス、コミュニケーションという企業と商品と顧客との関わりを包括的にまとめたものです。

 STPとは、コトラーが提唱した市場細分化であるセグメンテーションと分類された顧客層に照準を絞るターゲティングと、どのような価値の商品を作るかというポジショニングの理論です。マーケティング戦略を練るときには知ってて当然として使われるので必ず覚えておきたいところです。

レッドオーシャン・ブルーオーシャン

 企業のマーケティング担当者として、ライバル社や競合製品のことは非常に気になります。特に激化している市場に参入したところで勝ち目のないと踏むのであれば避けるべきですし、できれば競合が少ないところで事業展開をしていきたいものです。

 競合がひしめいて熾烈な競争をしなければならない市場のことをレッドオーシャンと呼び、逆にライバルが少なく利益が出しやすい独占状態になりやすい市場をブルーオーシャンと言います。ものや資源・サービスが溢れた現代においてブルーオーシャンを見つけ出しそこで事業を展開していくことはとても難しいことですが、それだけ可能性を秘めています。

 マーケティングという言葉が包括する範囲はとても広く、市場のリサーチや分析、商品の開発、営業や販売戦略の構築などやるべきことがたくさんあります。したがって、覚えなければならないことは非常に多いのです。企業のマーケティング担当者として、覚えておくべく語句はなにかを精査して効率的に学んでいきたいものです。

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