1. マーケティング戦略を立てる上で知っておきたい「効率的なデータ収集」の方法

マーケティング戦略を立てる上で知っておきたい「効率的なデータ収集」の方法

by Tilemahos Efthimiadis
 マーケティング戦略を立てる際、「目的に合ったデータ収集を行う」ことは、データ内容によって戦略に大きな影響を与えるため、大変重要な作業であると言えます。しかし、実際は「いつどこからどんなデータをどのように取ればいいのか」と非常に悩む問題でもあるでしょう。ここでは、効率的なデータ収集の方法を流れで考えてみたいと思います。

1. 必要なデータの「属性」を見極める

 データ収集で最も大事なことは、必要なデータについて、その属性をはっきりさせるということです。そのデータは「現在・過去・未来」のどこに位置しているか、「定量的・定性的」のいずれか、「表面的・内在的」のいずれか、ということになります。まずはその属性を見極めることが、最も大切です。

2. 必要データの属性に合った手段を検討する

 必要データの属性をはっきりさせたら、データ収集手段の検討を行います。例えば属性が「過去・定量的・表面的」なデータであれば、その収集はリアルタイムではっきりした数値になっているデータなので、一般的なアンケート調査、POSデータなどやアクセスログ、調査機関などから収集する方法が考えられます。

 また、「未来・定性的・内在的」なのであれば、インターネットを使って商品の購入意欲やライフスタイルなどのクロス調査、MROCなどのコミュニティサイトを使ったデータ収集が考えられるでしょう。

3. データ収集量を決定する

 次に、データの属性と手段を加味し、必要なデータの収集量を決定します。データ収集量は、目的を達成できる最も少ない量となるようにしましょう。また、データ収集に限界があるなどの場合は可能な限り、その限界値に近づけるように収集量を決定します。

4. データを収集する

 いよいよ実際にデータを収集します。ここで大事なことは、決められた属性、手段をしっかりと守ってデータを収集するということ。収集が困難であるからといって、その属性や手段が変更されてしまうと、収集されたデータの信憑性性は格段に低くなります。よって、必ず事前に決められた収集規則を守り、もし収集困難な状況が発生した場合は、データ収集を一度中止するなどの意思決定が必要です。


 データ収集作業は、大まかな計画からその詳細方法に落とし込むまでに大変な労力を要します。また、データ収集には必ず限界もあります。これらを常に認識して、目的に合ったデータを収集できるよう、常日頃心がけておきましょう。

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