1. 電車の中でもできる発想訓練法 —— 電車内は発想訓練のための「刺激」の宝庫

電車の中でもできる発想訓練法 —— 電車内は発想訓練のための「刺激」の宝庫

by Norio.NAKAYAMA
 毎日の通勤に利用する電車内で、ビジネスに役立つ有効な時間を過ごしている人は多いと思います。ビジネス書を読んだり、スケジュール管理やチェックをしたり、必要な情報を収集したり、あるいは英会話教材を聞きながら出勤るという人もいるでしょう。それらとは違う、もう1つの有効な時間の使い方があります。それは「発想訓練」のために通勤時間を利用するという方法です。

 発想訓練のためには電車内は最高の環境。発想を導くきっかけになる「刺激」の宝庫と言ってもいいでしょう。ここでは、電車内だからこそできる発想訓練法を、具体的に紹介します。

電車内の「刺激」とは?

 電車内は発想を導いてくれる「刺激」の宝庫。というのも、毎日見ず知らずの人と乗り合わせ、窓の外には移り行く景色が常に流れ、車内には各種の広告が掲げられ、しかもそれが短期間で変わるからです。それらをあわせると膨大な情報量であり、その1つ1つが発想力を鍛える訓練のための「刺激」となってくれるのです。このような環境を、実際の発想訓練に活かさない手はありません。

発想訓練は「観察」から始まる

 発想の訓練は、何か1つの情報を手がかりに、できるだけ幅広く自由に想像し、その想像を可能な限り広げることによってやわらかい脳を作るのがその目的です。そのためには、まず、「観察」が大切。電車内や車窓から得られる情報について、ただ漫然と眺めるのではなく、はっきりした目的意識、つまり「発想訓練に活かそう」という意識を持って観察することが、訓練のための第一歩です。

 その意識を持つと「いつもの電車の風景」が「いつも」とは違って見えてくるはず。その「違う風景」を観察して、中からその日に利用する情報を選びましょう。

訓練法の例

 実際にどうやって訓練したらいいのか、具体的な例をいくつか紹介しましょう。例えば、ある駅に停車したら、その駅のある町の「ゆるキャラ」を考えてみるのです。毎日通っている駅であり町ですから、およそどういう特長があるか知っているでしょう。その知識と駅名を頼りに、ゆるキャラの外見やネーミングを考えてみます。発想をどんどん広げ、どんどん脱線させることがコツです。

 同じように、車窓から見える景色を「刺激」にして、もしその町を舞台にドラマや映画を作るとしたら、どんなテーマでどんなストーリーにするか、キャスティングはどうするか想像してみる方法もあります。

 「地下鉄通勤だから、景色は見えない」という人は、「もし今、ここにレディ・ガガが突然乗り込んできたら」と想像し、起こりそうなことや起こったら面白いと思うことを考えてみるといいでしょう。そこからさらに、「もしレディ・ガガを使ったプロジェクトを企画するとしたら」というように、発想を広げていくこと。これがもっとも有効な訓練法です。

 そうした訓練をする中で、面白い発想を得ることができたら、メモしておきましょう。実際の仕事のヒントになるかもしれません。

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