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仕事での「コミュニケーション」が上手くできない人が試しておきたい2つのコト

Shingo Hirono

2014/04/17(最終更新日:2014/04/17)


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仕事での「コミュニケーション」が上手くできない人が試しておきたい2つのコト 1番目の画像
by Yuri Samoilov Photo
 仕事は人と人との繋がりによって発生します。ということは、どんな職場でも、そこにコミュニュケーションが生まれることになるでしょう。仕事をするにあたって大切なスキルは様々にありますが、コミュニケーション能力はどんな場面でも求められるスキルと言えます。

 しかし、「私はコミュニケーションをとることが得意」と、自信を持って言える人は少ないのではないでしょうか。ここでは、仕事でのコミュニケーションが上手くできない人が試しておきたいことについて考えてみましょう。

1. しっかり話を聞き、観察する

 コミュニケーションができないと感じている場合は、まずしっかり相手の話を聞くところから始めてみましょう。コミュニケーションの失敗例のひとつは、早とちりが挙げられると思います。相手の話を最後まで聞かずに、思い込みや予測で返事をしてしまうことが多くあるのではないでしょうか。それを防ぐためには、まずは先入観を捨てて、相手の話をしっかり聞くことです。

 話をしっかり聞くことによって、仕事の内容を理解することもできますが、他にも相手の思考の癖や好みを観察することもできます。コミュニケーションをとる相手は、仕事先だったり上司や部下だったりすると思いますが、相手のタイプによって、アプローチの仕方も変わってきます。

 例えば、相手がストレートにものを言う人なのか、中々思ったことを口にしない人なのか、仕事の途中経過を何度も確認して欲しいタイプなのか、などです。それらを理解することによって、初めて相手に合わせたコミュニケーションをとることができるのです。

2. 相手が理解できる言葉を使う

 コミュニケーションができない人の中には、ひと握りの人しか理解できない言葉を使っていることがあります。例えば、若者の中だけで流行っている言葉を使っていたり、横文字や、専門用語ばかりを使っていたりするようなことです。

 難しい言葉を使っていると、仕事ができるように見えるかもしれませんが、本当にコミュニケーション能力がある人は、その場にいる皆が理解することができる言葉を使うことができます。仕事では様々な背景を持つ人が関わっていることをわきまえ、上手に言葉を選んでいくことが重要なのです。

 そして、そのためには自分の頭の引き出しの中に、多くの語彙を持っていることが必要になります。語彙は、毎日の生活の中で少し意識するだけで増やしていくことができます。周囲に言葉は溢れています。人との会話でもですが、新聞や本、ネットもありますし、テレビドラマの台詞でも、好きな曲の歌詞でも学ぶことができます。

 気に入った言葉は、声に出して実際に自分の生活の中で使ってみましょう。言葉は使うことによって自分のものになっていきくのです。自分の中に語彙のストックが多くあればあるほど、相手の語彙力に合わせた言葉選びをすることができるでしょう。


 コミュニケーションの方法は、あなたが関わる人の数だけ存在します。まったく同じ方法というのはありません。「コミュニケーションができない」と思っている人こそ、その正解のない難しさを知っている人と言えるでしょう。まずは、自信を持って相手を理解するところから始めてみてください。

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