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職場の「コミュニケーション」を活性化させることが仕事に与える3つの影響

Shingo Hirono

2014/04/17(最終更新日:2014/04/17)


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by nosha
 フリーランスで無い限り、仕事は一人で行うものではないため、他の人とのコミュニケーションが必要になります。コミュニケーションには、仕事を円滑に進めたり、ミスを減らしたりと、様々なメリットが生じます。職場でコミュニケーションを図ることによって、仕事にどのような影響を与えることができるのでしょうか。

1. 報告をしやすい環境にできる

 仕事でよく起こる問題が「報告漏れ」です。しかし、普段から職場内でコミュニケーションがよくとれている環境であれば、どんな些細なことであっても報告しやすいでしょう。コミュニケーションが取れていない職場だと、どうしても上司の顔色を伺ってしまい、「後で言おう」という気持ちになってしまいがちです。そういった状態にしないためにも、常日頃からコミュニケーションをとっておくべきでしょう。

2. 情報の共有化が進む

 大事な情報は、現場だけに留めるのではなく、全社的に共有するに越したことはありません。全社的に共有することで、情報を必要とする人が、情報を所有する人を探し出して聞きに行くという無駄な時間を減らすことができるのです。ある意味で仕事の効率化を進めることになるでしょう。

 また、マニュアルとすべきことを職場内で浸透させるためにも、コミュニケーションは有効に働きます。例えばどこかの部署で、ある業務をより短時間で済ませる方法を作り出したとします。それを他の部署でも共有することで、会社全体として大幅な時間の削減につながるのです。

3. ひとりで悩むことが減る

 仕事のペースは社員ひとりひとり違います。ひとりだけ思うように仕事が捗らずに行き詰まっている時、普段から社内でコミュニケーションが取れていれば、相談することもできますし、一人で思い悩むこともなくなります。また、他の人の力も借りやすくなり仕事も捗ることでしょう。


 以上のように、普段から職場内でコミュニケーションが取られている環境であれば、その影響で様々なメリットが生まれます。情報の伝達が隅々まで行き渡りやすくなりますし、個人ではなかなか進めることのできない業務の効率化も図ることができるでしょう。

 コミュニケーションの力は、自然発生的に良い方向へと向かわせます。単なる業務伝達ですませるだけではなく、社員同士が連帯感を持てるような雰囲気づくりのためにも、コミュニケーションは必要であると言えるでしょう。

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