1. 部下と仕事以外のコミュニケーションを図るために試してみたい2つのこと

部下と仕事以外のコミュニケーションを図るために試してみたい2つのこと

by Nanagyei
 上司にとって大切な日常業務が、部下と仕事に関するコミュニケーションを密に取ることです。これはあらゆるビジネス、組織の基本ですし、実践しているリーダーがほとんどでしょう。仕事を遂行していくにはそれで十分かもしれませんが、チーム力を考えた場合、部下と仕事以外のことについても上手にコミュニケーションを取り、人間関係を深めていったほうが、よりよい成果が生まれるでしょう。

 とはいっても、仕事以外のコミュニケーションを図るのは、実際にはなかなか難しいもの。お互いに仕事で多忙なわけですから、そうした時間を作るのが容易ではないでしょう。ここでは、部下と仕事以外のことについてコミュニケーションをとるために試してみたい2つの方法を紹介します。

1. 退社前の2分間コミュニケーション

 どんな多忙な人でも、1日の中の2分間なら、余剰の時間を作ることは難しくないでしょう。その2分間を、部下との仕事以外のコミュニケーションに使うのです。ポイントは、1日の中のどこでその時間を使うかということ。例えば出社早々、お互い1日の仕事をスタートする前などはNG。仕事以外の話をするのにふさわしいタイミングではありません。また、仕事中はそれぞれのペースがあると思うので、たとえ2分でもそのペースが乱されてしまうことも考えられます。

 そこでお勧めしたいのが、退社前の2分間です。たとえば部下が「お疲れ様でした。お先に失礼します」と挨拶したら、それがタイミング。部下の趣味などについて話をするといいでしょう。映画鑑賞が趣味の部下なら「最近、おすすめの映画ある?」と聞いてみましょう。部下は好きな趣味の話題ですから、喜んで応じてくれるはず。部下が勧めた映画に興味を持てたら、実際にそれを観て、後のコミュニケーションに活かすこともできます。

 大切なのは「2分」という時間にこだわること。長話は禁物です。退社後の予定もあるでしょうし、仕事からの解放感を味わおうとしている部下にとって迷惑でしかありません。

2. お茶に誘う

 部下を食事や酒に誘うのは考えもの。プライベートタイムを大切にするタイプの部下なら、それだけで反感を持つにちがいありません。しかし、「ちょっとお茶でも」ということなら、反感を持たれることはまずないでしょう。部下の仕事の状況を見て、それほど忙しくしていないタイミングで、20分ぐらい休憩タイムを取るのです。「一息入れようか」という誘い方をすると自然でしょう。

 できれば1対1で、ゆっくり話すのが理想ですが、部下が異性の場合は2人もしくは3人一緒に誘うほうが無難です。ポイントは、仕事に関する話は一切せず、あくまでも仕事以外のコミュニケーションを意識することです。自然な話題を選ぶためには、部下の趣味や好み、関心事を知っておくことが必要になります。日ごろのそうした情報収集も、管理職の仕事と考えていいでしょう。


 気をつけたいのは、コミュニケーションを図る部下に偏りをもたせないこと。そして、口下手で、普段あまり話をしない部下を優先させて声をかけることが大切です。

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