1. 【数字にリアリティを持たせる!】「企画書」に数字を記載する際の注意点

【数字にリアリティを持たせる!】「企画書」に数字を記載する際の注意点

by j-dub1980(THANK YOU FOR 100k+ Views)
 優れた企画書に共通しているのが、数字を上手に使って説得力のある説明をしていることです。企画のタイプにもよりますが、できるだけ多くの数字が記載されていたほうが、それを読んだ相手を納得させやすくなります。それは数字は言葉にはないリアリティを持っているからです。ここでは、企画書に数字を記載する効果と注意点について説明しましょう。

そもそも企画書の目的とは?

 企画書を作成する目的とは、そもそも何でしょうか。それはもちろん、提出した相手に企画の内容を理解してもらい、企画を通してもらうことです。つまり、企画書にとって大切なのは「わかりやすさ」と「説得力」です。この2つの必要条件を満たし、もっとも効果的に作用してくれるのが「数字」ということになります。

 相手が「なるほど」と首肯するのは、ただ言葉のみを使った抽象的な説明よりも、数字を使った具体的な説明であることを、まずは押さえておく必要があるでしょう。

数字を記載してそれを活かすべき項目

 実際の企画書の中で、数字が活躍してくれる項目が3つあります。それは「期待効果」と「現状把握」、そして「計画表」です。例えば、現状把握では、ターゲットの消費動向や地域の経済情勢などを分析することによって、「だから、こういう企画を発案した」という説明の仕方をするわけです。その際、「ターゲットは安・近・短を好む傾向が顕著である」と説明しただけでは、相手はおそらく納得しないでしょう。口頭で補足説明するときに、「その根拠は?」と質問されることは目に見えています。

 そこで有用なのが「数字」。マーケティングで行った調査結果を具体的な数字で示すことによって、相手は「なるほど」と納得してくれるわけです。また、「この企画を実行することによって、これだけの効果が期待される」という効果の説明をするときも、想定される効果を数値で示したほうが、説得力は増すでしょう。つまり、企画書における数字は、「なるほど」と思わせるためにもっとも有効なツールなのです。

「わかりやすさ」を意識した数字の示し方

 ですから、数字を使う場合にも「わかりやすさ」を常に意識しなければなりません。たとえば教育機器販売の企画書を作成するとしましょう。そのとき、現状分析に使う数字を「昨年の国家予算のうち、教育に関する予算は○兆円」と書いても、相手に「なるほど」と思わせることは不可能です。それよりも、「1人の子どもが大を卒業するまでにかかる教育費は○千万円」とか「ターゲットとなる市場の1家庭あたりの教育費は、年間○十万円」と示したほうが、リアリティが増し、相手を納得させやすくなります。

 ただ数字を記載さえすれば、説得力のある企画書になるというわけではありません。よりリアリティのある数字を効果的に使ってこそ、優れた企画書になるのです。


 数字の扱い方を誤ると、かえってわかりづらい企画書になってしまいます。大切なのは、その企画にまったく無縁の人にも理解してもらえるような、数字の記載方法を考えることです。

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