1. 説得力のある「企画書」を作成するために意識しておきたい3つのポイント

説得力のある「企画書」を作成するために意識しておきたい3つのポイント

by Luke,Ma
 同じ内容でも、企画書の書き方によって「通りやすさ」は違ってきます。通りやすい企画書とは、つまり説得力のある企画書です。上司やクライアントに企画を受け入れてもらえるかどうかは、その説得力にかかっていると言っていいでしょう。それでは、どういう要素に注意すれば説得力のある企画書を作れるのか。3つのポイントについて説明します。

1. 論理的な文章構成~隠し味としての「情」

 読んだ相手が内容を正しく理解し、それに同調する気持ちになるための、もっとも大切な要素は論理的な文章構成です。文章が上手であるに越したことはありませんが、巧拙より大事なのが論理力。「いかにこの企画が有効性に優れているか」「この企画を実現すれば、どれだけの利益を得ることができるか」を説明するときに、情緒的な文章よりも理づめの文章の方が、より強い説得力を持ちます。

 作成する前に、まず、頭の中で企画の内容を整理してみましょう。ゼロベース思考や仮説思考など、ロジカルシンキングのテクニックを有効活用すると、整理しやすいと思います。それを文章にするときも、可能な限り論理的になるよう心がけてください。フレームワークをうまく使うと、漏れなく説明することができ、先方に理解してもらいやすくなるでしょう。

 それで十分なようですが、さらにおすすめしたいのが、そうした論理的文章の中に、「隠し味」のように「情」を散りばめること。つまり、自分の意欲や企画にかける情熱を、あざとくならない程度に含めるのです。それが隠し味になって、企画書の説得力はさらに増すでしょう。

2. 強い表現、言葉の選択

 次に、表現を強くするよう心がけるといいでしょう。たとえば「~と思われます」ではなく「~であるにちがいありません」「~であることは明白です」といった表現にするのです。単語も同様。「他社に負けない成果」と書くよりも、「他社を凌駕する成果」「他社を圧倒する成果」としたほうが、説得力はずっと強くなります。

3. 正確なデータと無理のない期待効果

 企画の意図や効果を説明するときに有用なのが数字によるデータです。正確なデータを裏づけにすることによって、説得力は自然に高まります。注意しなければいけないのが、期待効果の数字。より大きな数字を示したいのが人情ですし、それができれば説得力は増すかもしれません。

 しかし、大切なのはリアリティ。先方が「ありうる数字だ」と納得してくれなければ、意味がありません。無理のない範囲で最大値を記載するといいでしょう。「最低でもこれだけの効果は十分期待できます」というような表現をするのも有効です。


 以上、3つのポイントをお話ししましたが、「体裁」も大切な要素。ぱっと見たときに「読みやすそうだ」と感じさせるような工夫、すなわち、色使いやグラフ・表の記載方法を考え、試行錯誤しながら、より説得力のある企画書に仕上げてください。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する