1. 印象に残る「企画書」を作成する時に注意しておきたい「終わり方」の3つのポイント

印象に残る「企画書」を作成する時に注意しておきたい「終わり方」の3つのポイント

by Christiaan Triebert
 企画書は最初にインパクトを与えて気持ちをつかむのが重要、という説をよく耳にします。確かに企画書の最初に力を注いで読む人の気持ちをつかむのは重要なポイントなのですが、それはあくまでも企画書に関心を持ってもらうための作業であり、企画そのものの印象とは関係のないポイントです。

 企画書を読み終わった後でも印象に残るような企画書を作成するには、導入部よりもむしろ終わり方に重点を置いて作成する必要があるでしょう。企画書の最後の部分は、読み終えた後に最も印象に残る部分であり、終わり方が印象的であれば読んだ人の心に強く企画を刻み込むことが可能です。

 では、どのような終わり方で終わる企画書が印象的なのでしょうか。今回は、「企画書」の作成時に注意しておきたい「終わり方」のポイントを紹介します。

1. 得られる利益を数字で提示する

 企画書を読む人が最も知りたいと考えているのは、企画によってもたらされる利益です。企画書の結論部分に、どのような利益がどの程度もたらされるのかを具体的な数字で提示しておけば、企画に対する印象が強くなります。

 結論とは、結局のところ利益というポイントに落ち着きます。企画実現までに何が必要でどのような作業を行うのかといった点は、企画の理解を得るためには重要なポイントではありますが、企画の持つ価値を最終的に判断する基準になるのは利益の数字です。具体的な数字で期待される利益を提示すれば、企画書で提案されている企画の持つ価値がどのくらいなのかを正確に理解してもらうことが可能になります。

2. 社会的意義を示す

 企画が単に利益をもたらすだけではなく、社会正義や社会貢献をもたらすものであれば、企画に対する賛同をより得やすいものになります。企画書を読んでいる人は、もたらされる利益を一番に考えてはいますが、利益だけで行動を決定するのは意外とストレスがいるものです。イエスかノーかの判断を決めあぐねているときに、決断のために背中を押してくれるのが企画が持っている社会的意義です。

 社会的意義のある企画であれば、一員として参加すること自体に誇りを感じ、人々は進んで協力してくれるようになるだけでなく、中には不利益を承知で参加してくれる人が現れることもあります。社会意義を意識した終わり方で企画書をまとめれば、読む人に企画に対する誇りを示すことができるでしょう。

3. 新しさをアピールする

 企画が過去に例のない物であり、斬新なアイデアと発想から生まれたものであることを最後に提案することで、企画が流行を的確にとらえて考えられたものを示すことができるでしょう。

 どんなに優れた企画であっても、何度も繰り返されたマンネリの内容では、もたらされる利益も結果も平凡なものにとどまってしまいます。企画が新しい物であれば、予想される結果も他に類を見ないものになる可能性が高くなり、時代を切り開いていく実感を味わいながら企画に携わることができるのです。

 企画の結論として企画内容が新しいものを示すような終わり方でまとめれば、企画書を読んだ人は新時代を予感させる興奮を感じ、企画に対して強い印象を持つ効果が発生するでしょう。


 企画はつかみや内容が大切、というイメージがありますが、掴んだ心を離さないようにガッチリと捉えるためには、印象的な終わり方で企画書をまとめなければなりません。終わり方ひとつで企画書に対する印象はガラリと変わります。読む人の心に残るような、印象的な終わり方で企画書を締めて下さい。

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